レポート
月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか…、5周年ワンマンで示した揺るぎない決意
2026.04.01 20:03
月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか…<5th Anniversary Live 〜 Next Phase 〜>
月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか…(以下:ツキアト)が、3月27日(金)にBLAZE GOTANDAにて、<5th Anniversary Live 〜 Next Phase 〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。



グループカラーである紫色のサイリウムを持った観客が多く詰めかける中、開演時間を迎えると自然とクラップが沸き起こる。ツキアトが登壇すると、2021年3月27日(土)に開催した<お披露目LIVE>にて初パフォーマンスしたオリジナルソングで、グループ結成時から歌い続けている「月に足跡を遺せ」で、アニバーサリーライブの幕が上がった。ツキアトにとって大事な楽曲を歌い上げると、EX THEATER ROPPONGIで行われた3周年公演で冒頭に羽﨑ほのが放った象徴的なセリフ“ツキアト始めます”に続けて葵音琴の歌声から紡がれるロックナンバー「Dream High!」を披露する。3曲目には、ハードロック調のギターリフとスピーディなドラムが印象的な「オーバーキル」でツキアト色に会場を染めていきながら、ボルテージも“オーバーキル”状態に仕上げていく。夏の爽やかなリズムと冒険心をくすぐる歌詞が印象的な「Summer Paradox」を歌い、セリフ調の歌唱パートを取り入れた楽曲「声を上げろ」で盛り上がりを見せる。また極上の夜にふさわしい「Heavenly night」を立て続けにパフォーマンスし、元気が溢れるアイドルソングとは一線を画す、ツキアト独自のアーティスティックな世界観を表現していった。

オープニングパートが盛り上がった中、羽﨑ほのが“楽しんでますかー?”と観客に問いかけると、“楽しい”という予想どおりのレスポンスがあり、アイドルライブらしい場面も垣間見られた。今回の周年ライブに合わせて新調された衣装に話題が及ぶと、早﨑優奈が“最初のフィッティングの時に、はいこれで大丈夫です”とすんなり受け入れたエピソードを語ったり、美南れなが“つけているネコのしっぽは、私物なんだよ~”と明かしたりと、終始和気あいあいのトークで場を和ませていた。

続いてのパートで新曲「ねぇ、」を初披露。メンバーも“グループのイメージとは違った楽曲”と感じるほどの、斬新なキュンキュンするラブソングに仕上がっている。圧倒的な歌唱力とダンス力を持つツキアトがパフォーマンスをすれば、楽曲が伝えたいメッセージがより際立ち、たちまち稀代の名曲に聴こえてしまうという、摩訶不思議なケミストリーが生み出された。

ライブ定番曲である「白昼夢と境界線」では、冒頭からコールと手拍子が自然発生し、淡い夏のような温度を感じさせてくれた。続く「アオナツ」は《君が好きで好きで困る。好きで好きで泣ける》というド直球な感情を代弁した青春ソングで、学生時代の初心な気持ちを想起させる。続けて全世代に向けた応援ナンバー「Artemis」では、美南れなを筆頭に美しいダンスを魅せつけながら、葵音琴の心に染みる歌声でエールの風を起こし、客席との一体感が生まれていた。季節は巡り青春パートの締めくくりにふさわしいバラード「シリウス」で、冬と春に待ち受ける出会いと別れの感情をしっとりと歌い上げた。

“THE・青春パート”を完走した苗加結菜と早﨑優奈が、“新曲「ねぇ、」が好き好き好き~!”と掛け合うと、観客は“可愛い~”と発声。続けて早﨑優奈“1秒でも長くライブできるようにセトリを作ってるんです。今回すごい声援が聞こえてきて、めっちゃ嬉しくて楽しいんです! 足を運んでくれるファンがいたからこそ、5周年も続けることができました。みなさんの普通の日を違った1日に変えられる存在として、私たちは彩れる存在にありたいです”と呼びかけると、大きな拍手が響いた。 
 
“ありきたりな毎日に、さよならしましょう”という前口上から、「静寂BROKEN」へ。タイトルどおり静寂から始まり、バイオリンに繋がり、一気にハードロック調に切り替わる楽曲で、観客も熱狂。ファンが楽曲を盛り立てていきながら、声援を力にしたツキアトがパワフルに歌い上げる。幅広い声域による憂いのある声色を持つ羽﨑ほのが、ロックシンガーのような歌声を放った。深夜の舞踏会をテーマにした「My Monster」が続き、深夜の博物館で踊り出すような叙情的なシーンを、舞台上で表現した。

ここでSNSで話題を呼んでいた新曲「VOCE」を披露。多くのツキアトの楽曲を手掛けるJunxix.が作詞&作曲、kazuboy.が編曲、mitsui mayuが振り付けを担当した同曲では、ハードなサウンドを響かせて、会場の熱気を高めた。なお、同曲は、3月28日(土)よりデジタル配信されている。

続けて定番曲「Days.」で勇気と希望を持つことの大事さを伝えながら、新曲「Next Phase」へ。グラビアやレースクイーンとしても活躍する苗加結菜が、身体全体で曲を表現しながら、気持ちを込めた歌声を聞かせ、観客の視線をステージに釘付けとした。

本編が終わりステージが暗転すると、客席からアンコールと拍手が巻き起こる。メンバーが再度舞台に登場すると、羽﨑ほのは“新曲を大事にしてほしいんです! 「ねぇ、」をもう1度聴きたいよね!”と問いかける。すると美南れなと苗加結菜が“サビパートの振り付けを教えちゃう!”と、“打つんだよポーズ”や“推しメンに指を差すポーズ”をレクチャー。その後「ねぇ、」を再度パフォーマンスすると、ヒートアップした観客は早速覚えた振り付けを踊り、一体感のある空間が生み出された。

羽﨑ほのが、グループを代表して思いの丈を口にする。“今日のワンライブですが、実はソールドアウトできませんでした。私たちはまだまだできることがあるんだなと感じています。ファンのみなさんと、こんな素敵なライブを作り上げられているのに、もっとたくさんの人に魅力を知ってほしいです。次のワンマンライブは、絶対ソールドアウトさせたいです。ツキアトが好きと言ってくれる人が増えるように、やれることを精一杯やります。今回の周年ライブは、その覚悟を示すライブにしようと、メンバーと話しながらリハーサルをしました。今日も楽しかったんですが、もっと観客の人がいたら楽しいと思えるので、夏フェスといったイベントも全力でパフォーマンスしたいと思います! ツキアトについてきてほしいです!”と、涙ながらに語ると、「VOCE」へ。

イタリア語で“声”を表す「VOCE」は、ツキアトなりの“光のアンセム”。この曲でこの日1番の一体感を生み出すと、ラストは本公演のタイトルにもなっている「Next Phase」をドロップ。グループとして、次のフェーズへ向かっていく姿を見事に見せた。 

すべての楽曲を無事歌い上げた後に葵音琴は、“5人でステージに立てているのは、紛れもなくみなさまのおかげです。次のフェーズに上がっていきたいので、これからもツキアトを支えてほしいです”と決意を口にした。

なお、10月17日(土)には、品川 ザ・グランドホールでのワンマンライブの開催が決定した。 
 
 
■セットリスト
1.月に足跡を遺せ
2.Dream High!
3.オーバーキル
4.Summer Paradox
5.声を上げろ
6.Heavenly night
7.ねぇ、 ※新曲
8.白昼夢と境界線
9.アオナツ
10.Artemis
11.シリウス
12.静寂BROKEN
13.My Monster
14.VOCE ※新曲
15.Days. 
16.Next Phase ※新曲
アンコール
17.ねぇ、
18.VOCE
19. Next Phase
 
デジタルシングル「VOCE」
配信日:2026年3月28日(土)0:00
配信サイト:https://linkco.re/p06FD1s1
 
<TSUKIATO Oneman Live>(予定)
日程:2026年10月17日(土)
会場:品川 ザ・グランドホール
詳細は後日発表

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