6月15日(月)に初の写真集『美しい方程式』を発売した野村実代。
SKE48の8期生として活動10周年を迎える彼女が、KADOKAWAからのオファーを受け、タイ・プーケットで撮影した1冊には、これまで見せてこなかった表情と、真っ直ぐな素顔が収められている。
秋元康が名づけたタイトルに込められた意味や、写真集制作の裏側について、野村本人に訊いた。
ーー最初に写真集の話を聞いた時の率直な感想を教えてください。
野村実代(以下、野村) まずは驚きが大きくて。水着グラビアをしたことがないし、1人で雑誌に載るということも片手で数えられるぐらいしかなかったので、そんな私にオファーが来るという想像をしてなかったんです。しかもKADOKAWAさんって聞いて、“うわ!”ってびっくりして。スタッフさんに話を伺ったら、KADOKAWAさんがどうしても私と写真集を作りたいという熱烈なオファーで。私もその気持ちを聞いて、前向きな気持ちになりつつも、やっぱり水着グラビアは怖かったので、“一切肌見せしませんけど、それでもいいんですか?”って聞いたら、“それでも作りたい”と言ってくださったんです。でも、不安は拭えなかったから、スタイリングだったり、ヘアメイクだったりを相談していく中でも“あ、無理だと思ったら、すぐお断りしてしまいます”という形で、写真集の制作が始まりました(笑)。
ーーフィッティング直前まで“肌見せは一切しません”と?
ーー最初は、肌を見せない衣装を選ばれていたということですか?
野村 衣装はスタイリストさんがいろいろ持ってきてくださって……その中に一応、水着もいっぱいあったんです。でも、自分の中では三角ビキニはNGで。ただ、似合う水着ならいいかもしれないと思って、1回試しに着てみたら、意外と良かったんです。
野村 悩んでました、ずっと。私のことを好きな人だけが手に取るものなので、そこには安心感はあったし、事前に相談していたカメラマンさんからも、嫌な撮られ方をされていたら、“嫌だ”って言ってねっておっしゃっていただけて。そういうことが相まって、肌見せをOKしました。ただ、フィッティングの時に似合うものを選んでくださったスタイリストさんのセンスが本当にすごかったと思います。私が“全部お断りするかもしれません”と事前に言っていたので、相当なプレッシャーがあった中で、本当に選びに選んで持ってきてくださいました。
ーー今回の写真集には、普段選ばない衣装は何%ぐらい入っていますか?
野村 自分1人で選ばないという意味では、ほとんどが絶対着ないものです。短パンぐらいじゃないですか、普段も着るのは。
野村 はい、てんこ盛り。ミニスカートとか短パンは普段も履くんですけど、水着なんて持ってないですし……ロングスカートも履かないです。でも、自分のやりたいことは、かなり叶えてくださってて。自分のフェチに刺さるものを注文させてもらって。タートルネックのノースリーブニットだったり、メガネやヒョウ柄だったり。アイドルの衣装でも、少しガーターを付けたり。やっぱり自分に刺さるものは、ファンの方にも刺さるかなと思ったので、その希望をお伝えしたら叶えてくださいました。
ーー野村さんの希望どおりのスタイリングになったんですね。
野村 表紙も、私がよく女王様と言われるから“ファーが欲しい!”と言ったら、絶対にかさばるのに、持ってきてくれたんです(笑)。それが表紙にも選ばれて本当に良かったです。