レポート
可憐なアイボリー【BEEEEM FES vol.4 ライブレポート】歌い、叫び、心を重ねたアイドルライブの神髄
2026.07.06 19:00
可憐なアイボリー<BEEEEM FES vol.4>
ガールズカルチャー雑誌『BEEEEM』主催ライブイベント<BEEEEM FES vol.4>が、6月30日(火)に恵比寿・LIQUIDROOMにて開催された。

同イベントには、WHITE SCORPION、Onephony、ラフ×ラフ、log you、可憐なアイボリー、Toi Toi Toi、RiNCENT♯、ラナキュラの8組が出演。それぞれが多彩なステージを展開して、会場を盛り上げた。

本記事では、可憐なアイボリーのライブレポートをお届けする。
 
取材&文:竹内伸一
撮影:河邉有実莉
 
 
 
可憐なアイボリーは、小田桐ななさと高澤百合愛の欠席で、一ノ瀬直緒、河合ここゆ、橘美空、土屋玲実、寺本理絵、永尾梨央、西原悠桜、波左間美晴、福田ひなたの9人でのライブとなった。
 
SEに合わせてクラップが巻き起こると影ナレで“声出していきますよ~”と観客にアピール。フロアから“オイ!オイ!”の大合唱が生まれるとメンバーがステージに登場。“心を込めて歌います”と語りかけ、CDシングルとして発売されたばかりの「ナイト」をしっとりと歌い出した。曲のテンポが上がると、フロアから再び大コールが発生。その声に乗せられるように、彼女たちはしなやかなダンスをくり広げながら、それぞれがしっかり感情を込めて伸びやかに歌う。その声は次第に力強さが増していく。それは感情の高ぶりを歌声でしっかり表現しているようで、実に感動的なものだった。
 
「遠キョリ。だって本気」では一転し、元気にはつらつとパフォーマンス。声には明るさが加わり、9人の笑顔が弾けると、その笑顔が観客にも伝わっていき、会場は華やかな雰囲気に。が、途中の台詞パートでは、それぞれが切ない思いを爆発させるかのように台詞を語り、最後は《浮気すんなよ》を再びキュートに決めて魅せた。
 
「#超絶かわいい」では、歌声が途切れてしまうアクシデントが発生。しかしそれをフォローするかのように会場から大きなコールが湧き上がる。彼女たちも“全員声出せ!”、“一緒に声出して!”などとさらに焚きつけてライブを盛り上げていった。可憐なアイボリーとファンとの強い絆を感じさせるシーンだった。
 
その盛り上がりのまま「恋の矢印」へとつなぐと、コールはさらに大きなものに。その声に嬉しそうな表情を浮かべながら、彼女たちはしなやかで華麗なパフォーマンスを披露。動きもしっかりとシンクロしており、見とれてしまうほどの美しさだった。
 
ラストはHoneyWorksのキラーチューン「ファンサ」。序盤から大コールとクラップで大いに盛り上がり、“もっと!”の大合唱をくり返して、“約束!”を会場の全員で大絶叫。これまで以上の一体感が生まれて、ライブは大団円となった。
 
出演者と観客が一緒にライブを盛り上げていく……それこそがライブの醍醐味だと思うが、この日の彼女たちのライブは“一体感”という言葉が相応しいものだった。ともに歌い、叫び、踊ることで両者が同じ時間と空間を共有する。まさにアイドルライブの神髄を体感できた幸福な20分だった。
 
可憐なアイボリー<BEEEEM FES vol.4>
 
【セットリスト】
Overture
M1. ナイト
M2. 遠キョリ。だって本気
M3. #超絶かわいい
M4. 恋の矢印
M5. ファンサ
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