
兒玉遥
お寺で、一瞬だけ悟りを開いてみたいな
――1st写真集の発売から約10年が経ち、今回は3冊目になります。1番変わったところは、どこでしょうか?
兒玉 え、もう変わりすぎているな……(笑)。マインドでいうと、人に委ねられるようになりました。あと、素直に言うことを聞けるようになりましたね。昔は“自分がこうしなきゃ、ああしなきゃダメだ”という責任感の重さがあって。“自分にすべてがかかっている”と思いすぎて、すごくナーバスになったり、プレッシャーになったりしていました。仕事を楽しめばいいのに、自分を追い詰めて、追い詰めて、よくない方向に行ってしまっていたな、空回りしていたなと思うんです。でも、今はみんなで仕事をしているし、1人ひとりに役割がある。“いい作品を作りたい”という気持ちはみんな一緒だから、“私にできることは全部やったし、あとは委ねよう”と思えるようになりました。信じているからこその“諦め”みたいなものが、できるようになったんです。
――自分だけで抱え込まず、信頼して手放せるようになった、ということですね。
兒玉 そうですね。体型については、アイドルになった当時、衣装さんから言われたことをずっと覚えていて。“見られる職業をしていると、体型も変わってくるし、どんどん綺麗になっていって、爪の形まで、すべて変わってくるんだよ”とお話ししてくださったんです。もちろん、美容を頑張ったり、美容医療に頼ったり、いろいろなことをしてきましたけど、自分では本当に、骨格から変わったように感じるくらい、デビュー当時とは違うと思います。
――意識して変えようとしていたわけではなく、ということですか?
兒玉 自分にもコンプレックスがたくさんあって、“こうしたいな”“改善したいな”という気持ちは日々あったので、その積み重ねもあるんですけど。前は脚がコンプレックスで出せなかったのに、今ではショートパンツを履けるようになったり。スキニージーンズも、昔は脚のラインが出るのが嫌で履けなかったんです。でも、それも履けるようになりました。自分では気づかないところでも、長年の意識や積み重ねで、本当に人って変わるんだなと。自分を実験台にして感じました。
――写真集の発売日は、劇場デビューからちょうど15年の節目でもあります。今も変わらず残っている、アイドル時代の癖はありますか?
兒玉 日常生活でも本当にたくさんあるんですけど、“仕草やリアクションがアイドルっぽいね”と言われることが多くて。でも、私としては自然に出ちゃっていることだから、アイドルをやっていたからそうなったのか、私がもともとアイドルなのか、ちょっとよくわからなくなっちゃっているんです(笑)。あえて作っているわけではなくて。でも、それだと“癖が残っている”ということではないのかな。
兒玉 でも、前髪はみんなより気にしがちかも(笑)。前髪のコンディションへの執着はあります。
――30歳という節目を迎えますが、これからやってみたいことはありますか?
兒玉 座禅(笑)。お寺で、一瞬だけ悟りを開いてみたいなって。
兒玉 そうですね。写真集のリリースもあって、せわしない毎日を送っているなと感じるので。1度、瞑想とかをして落ち着きたいです。
兒玉 今回の写真集は、予想外の写真もたくさん盛り込まれた1冊になっています。ぜひ、楽しんでもらえたら嬉しいです。

兒玉遥
兒玉遥 3rd写真集『You wil see』

兒玉遥 3rd写真集『You wil see』通常版カバー((C)光文社/撮影:佐藤佑一)
備考:直筆メッセージ入りポストカード1枚封入(全4種)
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