インタビュー
兒玉遥【3rd写真集インタビュー】美しさを追いかけた先で見つけた、自分らしい身体と心「人に委ねられるようになりました」
2026.10.31 12:00
兒玉遥
“痩せていることが美しい”という価値観を、自分が体現するのは違うと思った ── 11月26日(木)に発売する3冊目の写真集『You wil see』に向けて兒玉遥が目指したのは、体重を落とすことではなく、健康的な“むちぷりメリハリボディ”を作ることだった。スリランカでの1週間の撮影、HKT48時代を知る写真家との約10年ぶりの再会。そして、“自分にすべてがかかっている”と思い詰めていた頃から、人を信じて委ねられるようになった現在。15歳の自分を知る人にも届けたい、大人の表情がここにある。美しさへの葛藤も、極端なダイエットをしていた過去も、飾らずに語る言葉の先に見えてきたのは、自分の心と身体に向き合い直した1人の女性の姿だ。30歳という節目に、彼女はどんな自分を写し出したのか。その変化と、現在地をじっくり訊いた。
 
インタビュー&文:ポラリスプロ
 
 
 

15歳から30歳までの成長を感じてもらいたい

 
――今回の写真集で、まず“この1枚を見てほしい”という、自信の1枚はありますか?
 
兒玉遥(以下、兒玉) いっぱいありすぎて、どうしよう(笑)。好きな写真が多すぎるんですけど、黄色いキャミソールの写真が好きですね。
 
――なぜ、その写真がお気に入りなのでしょうか?
 
兒玉 露出がすごく多いわけではないんですけど、髪を伸ばしたこともあって、ロングヘアも相まって、自分の芸能人生の中でも、すごく大人っぽく写っているなと思って。大人の女性への変化が見られる写真になっているのかなと。それこそ、15歳ぐらいから私のことを見てくださっている方、知ってくださっている方には、15歳から30歳までの成長を感じてもらえるような写真になっていると思います。
 
――スリランカで1週間撮影されたそうですが、1番テンションが上がったエピソードを教えてください。
 
兒玉 私、カレーが大好きなんです。その中でもスパイスが効いているインドカレーやスリランカカレーが普段から大好きで。福岡に『ツナパハ』というスリランカカレー屋さんがあるんですけど、大好きで、めちゃくちゃ通っていたんです。だから、本場のカレーをずっと食べたいと思っていて。その夢が叶うということで、1番テンションが上がりました(笑)。
 
――実は、次の質問が“スリランカで食べた、1番美味しかったものは?”だったんです。
 
兒玉 被っちゃった(笑)。
 
――現地の気候はいかがでしたか?
 
兒玉 過ごしやすくて、ずっと天気も良かったです。すごく晴れた日は、やっぱり蒸し暑いなと感じることもあって、ちょっとジメジメした感じもあるんですけど、夜はとても涼しくなるんです。過ごしやすい気温で、気候は良かったですね。
 
――今回は大胆なカットもありますが、撮影前に緊張したシーンはありましたか?
 
兒玉 私、緊張しないんです(笑)。もちろん撮影なので、ほかのお仕事と同じように、仕事に対する緊張感はあるんですけど。海外に行ったこともあって、いい意味で開放感があり、肩の力が抜けた感じで撮影に臨めたのかなと思います。
 
――HKT48時代にも撮影されていた佐藤佑一さんと、久しぶりにご一緒していかがでしたか?
 
兒玉 よく撮っていただいていたのが18〜19歳の頃だったので、約10年ぶりの再会でした。写真集のミーティングの際にも、佐藤さんから“この10年の成長を、お互いに発揮しようね”という感じで声をかけていただいて。こうして再会して、またお仕事ができるのは、すごくいいなと思いました。10年前の自分は、また一緒にお仕事ができるとは思っていなかったと思うので。“こうやって人生ってつながっていくんだな”と感じた、いい再会でした。
 
――佐藤さんから“変わったね”“成長したね”といった言葉はありましたか?
 
兒玉 というよりは、撮影中に褒めてもらうことばかりでした。“いいね、いいね”という感じで、すべてを肯定してくださったので。その雰囲気があったからこそ撮れた写真も、たくさんあると思います。
 
――今回の撮影に向けて、スキンケアやボディメイクで気をつけたことはありますか?
 
兒玉 スキンケアは本当にいつもどおりで、月に1回通っている美容医療と、毎日のシートマスク。あとは、普段より多めにビタミンCを摂ったぐらいですかね。ボディメイクではパーソナルジムに通いました。写真集の撮影というと、“減量しました”“ダイエットしました”というお話もよく見るんですけど、私はこれまでの芸能生活で、ルッキズムについてたくさん悩んだし、考えてきたので。“痩せていることが美しい”という価値観を自分が体現するのは、ちょっと違うなと思う部分があったし、危険だなとも感じていたんです。だから、自分の中では“むちぷりメリハリボディ”をテーマに、パーソナルジムに通いました。そうしたら、3キロぐらい増えちゃったんです。だから、今回は増量したんです。
 
――食事でも、気をつけたことはありましたか?
 
兒玉 炭水化物は、前よりも食べるようにしました。運動もするので、その方が脂肪が燃えやすいと聞いて。肌のハリを保ったり、脂肪を燃やしつつ筋肉をつけたりすることを考えて、食事制限はそんなにストイックにはやらなかったですね。
 
――好きなものも、わりと食べていたんですね。
 
兒玉 わりと食べていました。焼肉もめっちゃ食べてから撮影に臨んだし。年齢や身体の変化によって、体型維持の方法も変わってくるんだなと思いました。自分が知識不足だったこともあるけど、前はけっこう、極端なダイエットをしていたこともあったので。“ダイエットしよう”というより、“健康な身体を保とう”という意識で生活していけば、私の場合はそんなに太らないし、暴飲暴食もしないんだと気づけた。それが、今回の撮影で大きかったです。
 

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