レポート
【BEEEEMナイト vol.1レポート&インタビュー】Ma’Scar’Pieceが作り上げた熱狂と祝祭
2026.01.26 11:30
<BEEEEMナイト vol.1>
ガールズカルチャーメディア『BEEEEM』主催イベント<BEEEEMナイト vol.1>が、1月17日(土)にSHIBUYA XXIで開催された。同イベントは、同日発売となったガールズカルチャー雑誌『BEEEEM』vol.2の出版記念イベント。誌面の連載企画「BEEEEM DJ部」に登場したMa’Scar’Pieceの大森莉緒と多々良ゆらがDJパフォーマンスを披露したほか、Ma’Scar’Pieceメンバー全員が登壇する公開インタビューも実施。本記事では、その模様をお伝えする。
取材&文:BEEEEM編集部
 
 
イベント開始時間になると、Ma’Scar’Pieceの大森莉緒と多々良ゆらがステージに登場。今回は、2人が1曲ずつ交互に楽曲をプレイしていくB2B(Back to Back)スタイルでDJセットを組み立てていく。オープニングSEからMa’Scar’Pieceの「Into a trance」へと繋げると、会場のテンションが一気に高まる。以降は、多々良が中心にセレクトしたMa’Scar’Piece、電音部などの楽曲をドロップ。時折2人がマイクを手に歌声を響かせたり、煽りを入れるたびに、観客の歓声もさらに大きくなっていった。
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 
1回目のDJタイムが終わると、甘崎結依梨、咲間なぎ、山本愛梨もステージに合流し、雑誌の発売とイベント開催を祝して会場全体で乾杯。Ma’Scar’Pieceは<TOKYO IDOL FESTIVAL 2025>で無料配布した『BEEEEM』準備号にも登場し、『BEEEEM』vol.2からスタートした連載企画「BEEEEM DJ部」にも出演している。『BEEEEM』の“初めて”の場面に立ち会ってきた関係性もあって、乾杯の時間はフロアをよりアットホームなものに変えた。
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 
その後は、2回目のDJタイムへ。こちらの選曲は大森が中心で、アニメ主題歌、K-POPなどをテンポよく繋いでいく。それに呼応して、観客は拳と歓声を上げて、熱くレスポンス。また会場後方では、甘崎・咲間・山本の3名も心地よく身体を揺らし、フロア全体が同じグルーヴを共有していた。ラストはMa’Scar’Piece「ゼロ・グラビティ」。合唱が会場に広がり、<BEEEEMナイト vol.1>のDJタイムは大きな熱狂の中でフィニッシュを迎えた。
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 
ここから<BEEEEMナイト vol.1>の特別企画として、Ma’Scar’Piece全メンバーの公開インタビューへ。
 
<BEEEEMナイト vol.1>
 

少女漫画の“最初の出会い、最悪”みたいだったけど、今はDJに恋してます

 
ーー『BEEEEM』vol.2に掲載されている連載企画「BEEEEM DJ部」の取材はいかがでしたか?
 
大森莉緒(以下、大森) 初めてDJの取材を受けるということで、普段あまりDJについて話す機会がないので、“何を話そうかな”とすごく緊張したのを覚えています。
 
多々良ゆら(以下、多々良) 私にとってDJは、もうなくてはならない存在。本当にDJそのものが好きで、音楽が好きで、そこからMa’Scar’Pieceのオーディションを受けて、この世界に入ったので、こうしてインタビューという形で残していただけることが、とても嬉しかったです。
 
ーーDJに惹かれるようになったきっかけを教えてください。
 
咲間なぎ(以下、咲間) 私は普段の生活でDJ機材に触ったこともなかったですし、マスピに入って初めて触れたんですけど、やっぱり難しいですね。どのボタンを触ったらどうなるのかとか難しいことだらけで、今も練習中です。初めてみんなの前でDJを披露させてもらったのが、<Ma’Scar’Piece 2nd LIVE>で、前日までめちゃくちゃ練習して当日を迎えたのですが、それこそ本番の10分前とか5分前とかに“もう無理です”って言って……。
 
多々良 泣いてたよね。青ざめた顔で裏で“無理無理、できないかも”って言っていて、みんなで“大丈夫、どうにかなるよ”って励ましてました。
 
咲間 衣装チェンジがあったのですが、私のDJが終わったあとに着替えで捌けなきゃという時に1回失敗しちゃったんです。伝説の“音を止める”ということをやってしまい、<Ma’Scar’Piece 2nd LIVE>の会場で、一瞬無音が生まれてしまって。しかも、この日はMa’Scar’Pieceが5人体制になるお披露目の時だったから、初めましてのおーりお(大森)と(山本)愛梨のファンの方が来てくださっていた中で、ライブの流れを止めてしまったんです。“ああ、もうどうしよう”と思って着替えに行って、またそこで泣きました。映像を見返したら、眼が真っ赤で……。少女漫画でいう“最初の出会い、最悪”みたいなのがあるじゃないですか? あれと一緒です(笑)。そこから現在は“DJ楽しい!”っていうところまで来ているので、DJに恋してます。
 
山本愛梨(以下、山本) 私はまだDJプレイは精一杯な状態なんですけど、電音部のイベントで、私たちの楽曲を作ってくださっているチバニャンさんのDJを観た時に、“めっちゃ楽しい”って思いました。それまでは少し固定観念にとらわれていたけど、DJってこんなに自由で楽しいことなんだって、改めて感じました。
 
多々良 みんなで超盛り上がって、声出して一緒に踊ったよね。
 
甘崎結依梨(以下、甘崎) 私が初めてちゃんとDJを観に行ったのは、まだマスピが3人で活動していた頃に開催された、電音部メインエリアの方々の生誕祭DJパーティでした。もともとダンスをしていたので、みんなで盛り上がることは好きだったんですけど、改めてちゃんとDJを観て、“DJってこんなに楽しいんだ”って思って。これから私たちもこんな楽しいことをやるんだと思ったらすごくワクワクして、その時に“DJが好きだな”って強く感じました。
 
アーティスト