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びっくえんじぇる、アイドルライブで前代未聞の“生”体重測定 ── わずか半年で軽トラック超えの重量アイドルに
2026.01.28 12:53
びっくえんじぇるが北海道、石川、大阪、名古屋、愛媛、広島、仙台、福岡を巡った9都市全国ツアーファイナル公演を東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催した。この日、恒例の体重測定を生で披露し、合計体重が764kgから820kgへ大幅に更新され、“合計体重820kgのアイドル”として新たな歴史を刻んだ彼女たち。膝休憩を挟みつつ約2時間にわたる全力パフォーマンスで、満員のフロアを終始沸かせ、ワンマンライブは大成功を収めた。
 
ライブは、びっくえんじぇるらしいユーモアをにじませた注意事項映像からスタート。一般的なマナー案内に“食”や“体重”ネタを織り交ぜた演出に、会場には早くも笑顔が広がる。続いて、この日のために用意されたオープニングムービーが上映され、ファンへの感謝の言葉が大画面モニターに綴られた。映像が暗転すると、新しくなったSEが鳴り響き、満員のZepp Shinjuku(TOKYO)に大きな拍手が巻き起こる。
 
SEとともにメンバーが登場し、さつまいも担当・甘木ジュリが“ついに来たぞ、Zepp Shinjuku!”と第一声。ライブは「びくえん♡チュートリアル」で幕を開けた。自己紹介ナンバーを1曲目に据える構成で、初見の観客も自然とコール&レスポンスに巻き込み、フロアの温度は一気に上昇していく。さらにこの曲では、びっくえんじぇる初となる“歌詞動画”が大画面に映し出され、言葉とコールが重なり合う演出でフロアの一体感を一段と強めた。“Zeppに立っても、いつもと変わらない距離感”その空気感こそが、びっくえんじぇるの強さだと感じさせる幕開けだった。
「Come With Me〜地球を食べ尽くせ〜」ではクラップが自然発生し、「もぐもぐ〜ニッポン♪」では「Zepp新宿、食べちゃうぞ!」の一言に大歓声が起こった。序盤から“食”と“笑い”と“多幸感”を詰め込んだ展開で、びっくえんじぇるの世界観がZeppの大空間にしっかりと根を張っていく。
 
中盤のハイライトとなったのが「肥満戦隊デブレンジャー」。巨大バルーンを持ったメンバーが登場すると、会場内にも次々と大型風船が舞い上がり、フロアは一気に祝祭ムードへ。風船が弾けると中からカラフルな小さな風船が飛び出し、Zepp Shinjuku(TOKYO)はお祭りのような空気に包まれた。ステージと客席の境界線が、また一段低くなった瞬間だった。

曲終わりでメンバー全員舞台袖に一旦ハケる予定が体力の限界を感じたステーキ担当・笑原はながボソッとひと言“ダイエットしよう……”を起点に全国ツアー中の食事シーンが大画面に流れると、笑いと幸福感が同時に会場を包み込む。食事動画の終盤では、突然甘木ジュリがダッシュでカメラに向かって走り込んでいい放つ「ダイエット続かない…」でライブが再開。イントロからジェットスモーク(CO2)が噴き上がり、ロックサウンドに合わせてメンバーが再登場。この日1番のMIX(コールの一種)が飛び交い、真剣な表情と攻撃的な照明演出が重なり合うステージは、 “魅せるアイドル側”としてのびっくえんじぇるを強く印象づけた。
 
「希肪」「肥満☆革命」と畳み掛けた後、舞台袖からライブ活動休止中のメンバー大橋ミチ子がイスを持って登場。激しいセットリストによる膝への影響を心配し、“膝休憩”が始まった。椅子が用意され、メンバーは横一列に密着して着席。モニターには“ひざ休憩中 着席によるパフォーマンスご了承ください”のテロップが表示され、「BBG(short ver.)」がレアな着席パフォーマンスで披露された。大きな会場に立ちながらも、ファンとの距離を縮めることを忘れない姿勢が、この一幕にも表れていた。
着席歌唱が終わると今度は映像パートを挟み、YouTubeでは恒例の体重測定を生で実演。ステージ中央に体重計が置かれ、メンバーが1人ずつ計測。各メンバーの体重増加が発表されるごとにフロアはやさしいリアクションに包まれた。前回記録を大きく更新する過去最高合計体重“820kg”の発表の瞬間、この日最大の歓声と拍手が巻き起こった。
 
後半は「生憎!いい肉!ミートデイ♡」「デリシャスDays」「WASSHOI 〜デブの最強肉祭り〜」とノンストップで畳み掛け、フロアは完全にクライマックスモードへ。ラストは「ダイエット始めなきゃ」。煽りに呼応するファンの大合唱とともに、メンバーと観客が一体となってツアーファイナルを作り切った。
 
アンコールのフレーズはびくえんらしく“おかわり!”。その声援を受け再びステージに登場したメンバーは、8人バージョンの「びくえん♡チュートリアル」を初披露した。客席降りでオリジナルビスコを配るファンサービスも展開。“今のびっくえんじぇる”を、ありのまま届ける時間となった。
 
MCでは重大告知が次々と発表された。
「ダイエット続かない…」のDAM配信開始に続き、3月10日に新曲「すけーる」のリリースが決定。この楽曲はFRUIT ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」でアイドル楽曲界に革命をもたらしたヤマモトショウが作詞&作曲を手がけ、振り付けはTikTokで大バズりしたアニメ『2.5次元の誘惑』の楽曲「Watch Me」の振り付けを担当した沢口かなみが務めている。さらにこの場でサプライズ披露も行なわれ、ミドルテンポの新曲に乗せた胸を打つ歌詞が、観客の心に真っ直ぐ届いていった。

さらに配信リリース同日池袋・サンシャインシティ 噴水広場でのリリースイベント開催決定や4月29日(水・祝)に8周年が発表、大人気キャラクター『カナヘイの小動物』との8周年記念グッズ販売決定も発表され、会場内には驚きと喜びの歓声であふれかえった。
最後はキッズダンサーを迎えて「愛をありがとう」。普段から応援してくれているヘルシー(びっくえんじぇるのファンの総称)に向けて曲を通して最大にしてストレートな愛を惜しみなく伝えた。ステージもフロアもこの日1番の笑顔があふれ、コールも最高潮に。メッセージの入った銀テープも舞い、最高の熱量でライブを締めくくった。2時間近くに及ぶライブの終わりは、定番の合言葉“せーの!ごちそうさまでしたー!”の掛け声とともに、Zepp Shinjuku(TOKYO)に大きな拍手と歓声が響き渡った。
 
“合計体重820kgのアイドル”という唯一無二の看板の裏側には、何度もステージに立ち、何度も“痩せる”努力を積み重ね、何度も拍手を浴びてきた時間がある。この夜、びっくえんじぇるはそのすべてを肯定するように、ツアーファイナルという大きな節目を、祝祭と感謝で包み込んだ。
 
Zepp Shinjuku(TOKYO)に刻まれたこの一夜は、彼女たちの“今”を示す通過点であり、同時に、ここから先へ進むための確かな足跡でもあった。
 

撮影:立川賢一
文:伊藤洸太

■セットリスト
1.Overture
2. びくえん♡チュートリアル
3. ComeWith Me~地球を全部食べ尽くせ~
4. もぐもぐ~ニッポン♪
5.MC
6. ナンデモ☆カンデモ
7. ふぁっと a Wonderful World
8. 肥満戦隊デブレンジャー
9.映像演出
10. ダイエット続かない…
11. 希肪
12. 肥満☆革命
13. BBG(Short ver.)
14.企画[生体重測定]
15. 生憎!いい肉!ミートデイ♡
16. デリシャスDays
17. WASSHOI ~デブの最強肉祭り~
18. ダイエット始めなきゃ
 
En1. びくえん♡チュートリアル
En2.MC[告知]
En3.すけーる(新曲)
En4. 愛をありがとう

■告知
①「ダイエット続かない…」 カラオケDAMにて配信開始決定。
②3月10日(火) ヤマモトショウ作詞作曲 新曲「すけーる」配信リリース決定。
③3月10日(火)池袋・サンシャインシティ 噴水広場にて「すけーる」リリースイベント決定。
④4月29日(水・祝) 横浜1000 CLUBにて、びっくえんじぇる8周年記念ワンマンライブ開催。
⑤『カナヘイの小動物』との8周年記念グッズ発売決定。

■イベント情報
<NANIMONO presents.『OTOMODACHI』
日時:2026年2月19日(木)OPEN 17:45 / START 18:15
会場:Veats SHIBUYA
チケット:https://ticketdive.com/event/nm260219 
 
<YOKOSO!SHIZUOKA!vol.2>
日時:2026年3月15日(日)OPEN 18 :30
会場:ARTIE / LIV LIV
チケット: https://fishbowl2021.zaiko.io/item/378030
 
<8周年記念ワンマンライブ>
日程:2026年4月29日(水・祝)
会場:横浜1000 CLUB(サウザンド クラブ)
詳細は各種公式SNSより後日お知らせ
 
びっくえんじぇる公式HP・SNS
公式サイト:https://bigangel.jp/ 
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