Palette Paradeが9月8日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて5周年ワンマンライブ<だから僕らは色を重ねる>を開催した。
5周年ライブ限定衣装で幕を開けたステージでは、初期曲から新曲「ヴィランズ・ハイ」「だから僕らは色を重ねる」までを披露。5年間で積み重ねてきた歌、ダンス、言葉を通して、7人はファンへの感謝と6年目への決意を届けた。
本記事では、過去、現在、未来をつなぎながら、Palette Paradeが“色を重ねる理由”を体現した一夜の模様をお届けする。
オープニング映像は、少女たちが草原を駆け抜ける様子や風景に色がついていく疾走感あふれるアニメーション。高揚感のあるサウンドからさらに加速するように「パレサマ!」のイントロに切り替わり、ステージ上にフラッグを掲げた7人が現れる。
第一声、白川千尋が会場を煽り、大歓声が湧き上がる。淡くカラフルな5周年ライブ限定衣装を纏い華やかに舞う7人。肩を組みながら歌うファンたちの動きも揃っていて綺麗だ。一体感と熱気そのまま、「おとなだもの」「ときしゅわ!」でスタートからリミッターを振り切るかのようにボルテージを上げていく。髙橋來都葉の《ときめいてる》がキラリと光る。
可愛く明るく元気な3曲を終えると、ロックナンバー「CHO-JO-JUMP」で強くアツい歌声を聴かせる7人。その声色の切り替え方と表現力の高さに磨きがかかっている。スモークマシンガンを手にビビらず上手にスモークを噴射する比嘉ゆめの、鋭い目つきでクールに噴射する白川。葵うたの圧倒的な歌声からの“全員飛べーーーー!!!”で、ますますヒートアップ。続く、わちゃわちゃ感のある自己紹介ソング「パレパレコーシンちゅう!」では客席に降り、ファンサ。楽しみも重ねていく。
ステージに戻り、新曲「ヴィランズ・ハイ」のロックサウンドが轟く。闘争心を奮い立たせる気合いの入った歌声。序盤は夏目志穂がボーカルブレイクで印象的な歌声を残す。キレのあるダンスだけではなく歌声でも魅了した。7人で歌詞を繋ぎ、ファンとのオーイングで感情を高め、ラストは山﨑悠楓が荒波の中の凪のように優しい声で“ありがとう”を伝えた。
間髪入れず青春ロック「ネイビーレゾナンス」へ。一点の曇りなしという覚悟を感じさせる歌声とダンス。鬱屈した世界から抜け出して前へ突き進むような心情を表した楽曲、その流れを汲むであろう「あくび」でより深く心の奥底から感情を振り絞る。ライブによっては必死感を覚えさせる楽曲だったが、この日は全員が落ち着いて清々しくパフォーマンスをしていたように見えた。感情の引き出しが増えたのかもしれない。葵がアウトロをしっとりと歌い上げると拍手と歓声が湧き起こった。
前半パートを終え、幕間映像へ。“パレパレを続ける理由って何?”のお題に笑顔と涙でトークをくり広げた7人。終わると、暗転からの女性ダンサー4人が登場。続いて、EDM調のサウンドに乗せ、クラシカルで上品な新衣装を纏ったメンバーがクールにソロダンスを決めていく。
後半パートの始まりは、感情をえぐる重めでシリアスな「Bad Genius」から。他人の声に振り回されず、静かにたぎる感情を表現した楽曲。山﨑のドスの効いた歌声に驚かされる。続く「未来図」では、ピンスポットの下、アカペラで歌い始める葵。そこから7人で未来への葛藤と希望を歌い上げていく。
初期2曲で当時を振り返ると、「atelier」のオルゴール調のイントロが鳴り渡る。原曲のロックナンバーとは違うピアノバージョン。それぞれのパートでピンスポットが当たり、これまでの軌跡を噛み締めるように歌う7人。温かい拍手が送られる。
静まる会場。比嘉が“いつもみんなにもらっているばかりじゃなくて、今度は私たちがみんながくれた居場所の恩返しをしたい”と、新曲「だから僕らは色を重ねる」を曲振り。《何回だって会いたいんだ》というストレートな歌詞とメロディが突き刺さる。
ここまでの後半パート4曲は、過去から未来へのグラデーション。
そこから現在。今夏リリースした「夏がほどく夜」をドロップ。テンポ感が良く夏の終わりの感傷に浸れる爽やかな楽曲。会場に浮かぶシャボン玉、夕焼けのような照明、全員で手を振る光景。その美しさのまま「domino」のコーラスイントロへ。中野小陽の厚みのある歌声、コールが迫力を増していく。勢い止まらず「フレフレ」でも“拳上げていくよー!”と盛り上げる。ラスサビ前でブレイク。葵が“まだ君と! 大きな景色が見たいんだ!”と感情をぶつける。
終盤に向け、髙橋が“一緒に踊りましょうー!”と沸き曲「gemmy day」で煽る。夏目も汗びっしょりになりながら、全身で楽曲の熱量を伝えていた。「起きて笑おう果報者」ではお馴染みのウェーブで観客を巻き込んだ。
アンコール1曲目は「JAM JAM JAM!!!!!!!」。Tシャツ衣装で客席へ向かい、お菓子を配ってハッピーな空間に。そして、比嘉の“5年間の感謝と愛を込めて歌います” という言葉に続いて、初期リリース曲「Life is Dramatic」を曲振り。ファンからは驚きの声と歓声が上がる。平穏と昂りが交差するようなサウンド。アウトロ、葵の《大丈夫》とブレスに救われる。
MCでは、11月28日に初のバンドセットワンマン開催、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ公式サポーター『TUBC公式青援隊』への就任決定、2027年放送アニメ作品の楽曲プロジェクト始動決定がサプライズ発表された。
比嘉は“5年間やっていたらつらい時期も何回もあった。特にオリメン4人は一緒に泣いたりもした。新しく3人が入ってからは笑顔が増えて本当に幸せ。みんなと一緒に色を重ねていけば楽しい未来しか待っていない。これからもパレパレらしい音楽を届けていきたい”とコメント。
そして、“弱い心を持っていても、いつかは憧れてた、なりたい私になる。私たちの歌が君の心をずっと動かせますように”と、「シャイガール」を曲振り。最後は葵が“私たちはこれからも進んでいきます!”と宣言し、幕を閉じた。
歌唱やダンス、煽り、言葉に力みがなく、全力で素直で端的で潔い終わり方。6年目も色を重ね、輝いていくだろう。
山﨑悠楓コメント
5周年ワンマンライブ、改めてありがとうございました。今回のライブはいつも以上に構成が盛りだくさんで、直前までずっと確認していたこともあり、バタバタで心も落ち着かず本当にドキドキでした。
ですが、ライブが始まったらいつの間にか終わってて……。
みんなと目が合った瞬間も、みんなの近くまで行ったことももちろん全部覚えているのに、本当に一瞬で夢のような時間でした。
そんな時間を一緒に過ごしてくれてありがとう。パレパレと過ごすことを選んでくれてありがとう。私は5周年という大切な節目をメンバーとしてみんなと一緒に迎えられたことが本当に嬉しかったです!
パレパレの全部を知っているわけではないけど、きっと楽しいことだけじゃなくて、悩んだり立ち止まったりすることもあった5年間だったきがします。ここまで続いてきたのは、間違いなくパレパレという居場所を守ってくれたオリメン(初期メンバー:葵うた・比嘉ゆめの・中野小陽・白川千尋)さん、そしてパレパレを見つけてくれて応援してくれるファンのみんながいてくれたからです。
そして、無事にライブを終えることができたのも、関わってくださったすべての方々のおかげです。本当にありがとうございました。
これから先もずっとみんなと一緒にいたいし、その先も見たことない素敵な景色を見ていきたいです! もちろんみんなと! だから、まだまだ止まることのない私たちに着いてきてください!! 一緒に見たことない夢を一緒に見ていこうね!
まだまだ上を目指していきたい! 前しか見てません。だから私たちに着いてきてください!!
満員の景色を見れるように、みんなの期待に応えられる、そんなアイドルになる!!!
改めて、5周年という大切な日を一緒に過ごしてくれてありがとうございました。
みんなと目が合った瞬間も、ニコって笑いあった瞬間も、みんなの嬉しそうな笑顔が見れた瞬間も、全ての瞬間が嬉しくて、特別で、とっても幸せだったよ! 私はみんなを笑顔にしたくて、元気をパワーを届けたくてアイドルになったから、みんなの幸せな姿をたくさん見ることができて本当に嬉しい1日でした!!
まだまだこれからもパレパレが、私が、みんなを笑顔にするからね! これからも私たちについてきてくれたら嬉しいです。
そして最後に1つだけ伝えたいことがあって、目まぐるしいアイドル業界で5年間続けられているのって本当にすごいことで、その中で前を見て上を目指して進んでいけるのは、間違いなくみんなが応援してくれているからなんです。本当に感謝の気持ちでいっぱいだよ! ありがとう。
Palette Parade 5周年ワンマンライブ<だから僕らは色を重ねる>