芸能活動15周年、そして30歳の節目を迎えることを記念して、江嶋の誕生日当日に開催される本公演は、今年1月に実施した写真展<15のきらめき。>と同じく、“昭和・平成・令和のアイドル”をテーマに、各時代の名曲のカバーをアコースティックスタイルで披露する特別な内容となる。
今回、15年間の芸能活動の集大成となる本公演について、江嶋に話を訊いた。
今までの歩みを表現できるようなセットリストになりました
江嶋綾恵梨(以下、江嶋) もともと今年1月に開催した写真展や今回のライブは、私の15周年の時にやろうと決めていたんです。歌を通じて私のことを好きになったと言ってくださる方がたくさんいるので、歌ってほしいという声もいただいていて。私自身、歌いたくなかったというわけではなく、ちょっと温めていた部分もあって……(笑)。
“ここぞ”という時に歌いたいという気持ちがあったので、ソロライブは年に1回ほどの頻度にして、今回のライブのために温存していました。それに加えて、30歳当日+15周年という2つの節目が重なるという、すごい年だと思っていたので、今年は大切な1年にしたいなと。これは2年前くらいから考えていたので、やっと情報が解禁できて嬉しいです。
ーー2つの節目ということで、今回のライブに関してご自身の中で特別な想いはありますか?
江嶋 アイドルとして活動していた時への心残りがあるわけではないのですが、当時は自分の今の身体でいかに最大限のパフォーマンスができるかということを考えてやっていたことが多かったです。でも、ヨガを始めて、今は体調がすごく良くなったので、パーフェクトな状態でできるライブというのも久しぶりで……単純に楽しみですね。
また、最近ぴるあぽちゃん(Peel the Apple)のプロデュースにも関わらせてもらっているので、アイドルの運営さんやメンバーのみんなとお話しする機会が多く、それと同時にライブを観ることも増えたので、自分も初心に帰ることができているように感じます。指導する立場ですし、自分がちゃんとできていないと何も言えないと思うので、自分が出演するライブのリハーサルも丁寧に確認しています。15周年、そして30歳というタイミングに現在の状態を持ってくることができて良かったと思います。
ーーなるほど。15周年を迎えられましたが、ここまで活動を続けることができた理由は何だと思いますか?
江嶋 私はアイドルへの興味や探究心が相当強いと思います。この間も、アイドルのことを話し出すと、永遠に話せるなと気がついて。もともとアイドルが好きで始めたというのもありますが、自分が演者としてやっていた経験もあるし、普通にヲタクとして好きというのもある……(笑)。今はアイドル運営の戦略的な部分にも興味があります。
一時期アイドルというものから離れていた時期はありますが、こうやって戻ってきた時に、そこにはファンのみなさんがいて。私のファンのみなさんは、あまり“こうしてほしい”“ああしてほしい”と言うタイプではなく、“綾恵梨ちゃんが好きなことを自由に伸び伸びやってほしい”と言ってくださる優しい方が多いんです。
江嶋 それはヨガの仕事も、カメラの仕事にも共通していて。でも、元を辿ればみんな、私の歌が好きで、アイドルの私が好きでファンになってくれたので、そういう意味では私もいつかちゃんとそこに対しての恩返しがしたいと思っていました。なので、今回のライブは原点回帰。本当にありがとうが伝えられる場所なのかなって、個人的に思っています。本当に活動できているのは、ファンのみなさんのおかげです。
江嶋 私は基本的に何かイベントを企画する時に、ストーリー性を大切にしているので、写真展と同じテーマで繋げて何かできるといいなと思っていました。私のアイドルに関するルーツは、お母さんが(松田)聖子ちゃんのことが好きだったこともあって、昭和のアイドルさんも大好きです。平成は自分がガッツリ活動していた時期なので、その時に聴いていた曲やグループ時代の曲も披露する予定です。
令和は、ぴるあぽちゃんのプロデュースにあたってリサーチとしていろいろな楽曲を聴く中で、いいなと思った曲を選びました。今までの歩みを表現できるようなセットリストを組めたと思います。
江嶋 また今回のキービジュアルの衣装は、グループを卒業して初めての写真展の時にお願いしたスタイリストさんに手がけていただきました。今回も1月の写真展の時に着用した小物を少し用いています。私自身、そういうことがすごく好きで、ファンの方もとても細かいところまで見てくれているので、そういうちょっとした遊び心も楽しんでいただける要素の1つかなと思います。