7人組アイドルグループ・Palette Parade(以下、パレパレ)が、6月13日(土)にSpotify O-EASTで全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!>のファイナル公演を開催。4回目となる全国ツアーで、4月から全国10会場を巡ってきたパレパレ。この日はその集大成として、終始、熱狂的なステージをくり広げた。本記事では、その模様をお届けする。
開演前から熱気に包まれるフロア。メンバーからの影ナレでの注意事項、撮影可能のお知らせの時点で歓声、拍手が沸き起こる。SEが始まり、メンバーが1人ずつ登場すると大歓声。クラップが鳴る中、ビルドアップで煽ってからの「おとなだもの」のイントロで会場のボルテージがさらに上昇。絶叫のコールに負けじと、白川千尋が“2度とない最高のライブを作りにきました!”と、ストレートな笑顔と声、気迫で圧倒する。
続く、「ときしゅわ!」もコールが鳴り止まない。“わきわき”振り付けで和ませ、《きみがすきだ》からのファンの“オレモー!”がピタリとハマる。自己紹介ソング「パレパレコーシンちゅう!」で1人ずつフロアを煽るメンバー。白川は2曲続けて指差しレスを乱打。髙橋來都葉のクールビューティさも光っている。歌詞の《まるごと全部を愛してね》を引用させてもらうと、全編通してグループとしてのまとまり《まるごと全部》が何段階も更新されている印象を受けた。

Palette Parade 全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!> -FINAL-
葵うたの“もっと上へ飛べー!”の煽りで、「CHO-JO-JUMP」へ。1人ずつお立ち台に上がりながら、力強く気合の入った歌声を聴かせる。曲中に自己紹介し、アウトロは白川が“もっともっと目一杯踊って、バカ騒ぎして、音楽に浸って、忘れられないような今日を心に刻みましょう!”と伝え、全員でジャンプ。
ここまでのブロックは、爆上げ。続くブロックは、5月にMVを公開した新曲「ネイビーレゾナンス」から繋いで「オールドルーキー」へ。美しいイントロアレンジから「シャイガール」の歌い出しが始まると、ファンから“おお〜!”と驚きと喜びの声が上がる。ロックサウンドに乗せ、自問自答しながらも前を向く歌詞と感情的な歌声が胸に響く3曲。中野小陽の晴れやかな表情が印象的だった。

Palette Parade 全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!> -FINAL-
幕間では、VTRでメンバーがツアーの振り返りやファンへの感謝、本ライブへの意気込みを語る。ツアーでファンが撮影した写真も映し出される。終わると、チェック柄にメンバーカラーをあしらった爽やかな新衣装でステージに現れた7人。新曲「夏がほどく夜」を披露する。夏の穏やかさや静けさ、儚さを想起させるメロディで、山﨑悠楓の切なげな表情、歌声が際立っていた。ツアーの想い出を振り返るのに適した、ノスタルジックな雰囲気が会場を包み込む。
ガラッと切り替わり、夏曲流れで夏目志穂の“アツいアツい夏が始まるぞーーー!”の掛け声で、ハイテンションな夏曲「パレサマ!」をドロップ。夏曲の静から動へ、せきを切ったように打点高く飛びまくるファン。観客全員で肩を組み、身体を左右にさざ波のように揺れる様子はピースフルな光景だった。拍手が起こり、勢いそのままパレパレのコンセプト《誰かの居場所になる》をテーマにした「atelier」で、温かい空間を作り上げた。
MCでは、比嘉ゆめのが“後半戦も私たちとぐちゃぐちゃに転がりながら、最高に一緒にジャムりましょうーーー!”と煽り、ツアータイトル<JAMJAMJAM!!!!!!!>へ。カラーボールを投げ込み、曲繋ぎで「起きて笑おう果報者」に進むと、葵は観客と一緒にウェーブを巻き起こす。波に乗って、「gemmy day」でさらに中野が“はしゃいで! 遊んで! 踊っていきましょうー!”と煽り、フロアを盛り上げる。
沸き曲3曲からクールダウン。静かなメロディからピアノの音色で「未来図」の歌い出しが始まると、このイントロアレンジにも歓声が上がる。感情を振り絞るような歌声、表情、動きからは苦悩や希望が滲み出ている。ラストは、葵が“この先もこの景色を絶対に忘れないように”と「あくび」を曲振り。疾走感のあるメロディに乗せ、踏み出す勇気や覚悟を歌った歌詞と力強い歌声が響き渡る。深くそっと寄り添うかのように終わる葵の歌声は耳に残る。

Palette Parade 全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!> -FINAL-
エモーショナルなブロックで本編を終えると、アンコールはTシャツ姿で登場。山﨑が“これからも私たちについてきてください!”と叫ぶと、「domino」の歌い出しを《最高の瞬間》からスタート。それぞれの絞り出すような歌声からは、さらに上を目指す強い意志が伝わってくる。エモーショナルなシーンは続き、比嘉ゆめの作詞の名曲「アイビー」へ。円陣からの、願いを込め優しく歌う比嘉の落ちサビ、7人が並んで手を伸ばす姿、ファンの手を伸ばす姿に絆が見える。
MCで比嘉が“いつも見守ってもらうだけじゃなく、パレパレについていきたいと思ってもらえるようなライブをこれから先もお届けしたい。私たちが掲げているものは居場所なので、全員がこれから先も最高の瞬間をずっと夢見ていけたら”と伝え、ラストは“私たちと熱をぶつけあいましょうーーー!”と、「フレフレ」へ。
ファンの声量も大爆発。紙吹雪がキラキラと舞い、ツアーを駆け抜けたことへの称賛、これからのエールが詰まった、ツアーファイナルにふさわしいエンディングだった。ここから夏フェス、そして9月8日(火)の5周年ワンマンへとさらに勢いが加速していきそうだ。

Palette Parade 全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!> -FINAL-
Palette Parade 全国ツアー2026<JAM JAM JAM!!!!!!!> -FINAL-セットリスト