あいにくの雨模様となったものの、会場にはグループの結成3周年とツアーファイナルを祝うため多くのファンが集結。最新シングル「FUNKY SUMMER」収録の4曲の初パフォーマンスをはじめ、デビューシングル「青空について考える」など全26曲を存分に届けた。
オープニングでは、メンバーがサプライズで客席から登場し、昨年のリリース以降、ライブの定番楽曲となっている「君と見た空は」をパフォーマンス。メンバーの歌声とオーディエンスの掛け声が1つとなり、会場は早くも一体感に包まれ、ライブは最高のスタートを切った。
ライブ中盤では、初披露のナンバーを立て続けに披露。まずは、八木仁愛がメインメンバーを務める「風船は秒速3メートルで上昇する」。空高く昇る風船のように夢へ向かって進んでいく強い意志を描いた爽快なナンバーで、風船が空へ舞い上がる様子を表現した印象的な振り付けと、ステージ全体を大きく使った演劇さながらのパフォーマンスが観客の視線を釘付けに。楽曲の世界観を鮮やかに描き出し、会場を大きく盛り上げた。
続いて、現役高校生メンバーの工藤唯愛、杉浦英恋、八重樫美伊咲によるユニット曲「夏YASUMING!」。好きな人と過ごす夏休みをテーマにしたフレッシュで弾けるようなサマーチューンで、3人の明るく元気いっぱいのパフォーマンスに、会場は一気に華やかな雰囲気に包まれた。
さらに、長谷川稀未と吉本此那によるデュエット曲「美しい共犯者」では、一転してクールで大人びた世界観を展開。切れ味鋭いダンスと力強い歌声で観客を魅了し、2人だけの特別な関係性を描いたドラマティックな物語を表現した。息の合ったパフォーマンスと妖艶な雰囲気で観客を楽曲の世界へと引き込んだ。
後半戦では、水鉄砲を手にしたメンバーが客席に水をかけながら「空色の水しぶき」をパフォーマンス。夏らしい演出で会場の熱気はさらに上昇した。水を浴びたファンも嬉しそうな表情を浮かべ、ステージ上のメンバーと客席のファンの笑顔が印象的なひとときに。野外ライブならではの特別な演出に、会場のボルテージはさらに高まり、メンバーの歌声に負けないほど大きな歓声が響き渡った。
鳴り止まぬ声に応えたアンコールでは、「好きになりなさい」からスタート。サインボールを客席へ投げ込むなど、ファンにはたまらない演出で会場を沸かせた。
続くMCでは、2026年を締めくくるワンマンライブを12月14日(月)に東京・Kanadevia Hallで開催することを発表。メンバーの柳堀花怜は“今から予定を空けておいてください”と呼びかけた。
終盤に差しかかると、最新シングル「FUNKY SUMMER」収録曲「雨かんむり」を初パフォーマンス。雨上がりの空のように前向きな気持ちを描いた合唱曲で、20人が織りなす美しいハーモニーが会場を優しく包み込んだ。続くデビューシングル「青空について考える」では、全国ツアーを通してファンがメッセージを書き込んだフラッグがステージ上に集結。メンバーとファンがともに歩んできた軌跡を感じさせる演出となった。
楽曲を終えると、リーダーの塩釜菜那が“これからの僕青、どうなりたいって話し合ったんです。でも正直、今堂々と大きな夢を語れる状況ではないけれど、その夢をまだ私たちは諦めていないし、みなさんにも僕青に希望や夢を持っていただきたいと思ったんですね。4年目はみなさんにちゃんと夢や希望を伝えていこうと思います”と語る場面も。
熱い想いを胸にラストナンバーを飾ったのは、ライブには欠かせない楽曲「初めて好きになった人」。メンバーとファンが熱狂の渦に包まれ、結成3周年記念ライブ、そして2度目となる全国ツアーを華やかに締めくくった。
僕が見たかった青空は、最新シングル「FUNKY SUMMER」のリリースを記念したフリーライブ&握手会を6月27日(土)に東京・竹芝ニューピアホールで開催。さらに、8月30日(日)には東京・豊洲PITにてワンマンライブ<アオゾラサマーフェスティバル2026>の開催も決定している。