世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、Audible)は、9月25日(金)より、村上龍著『ラブ&ポップ: トパーズ2』を、俳優の松本若菜の朗読で配信開始する。
『ラブ&ポップ: トパーズ2』は、時代や社会を鋭い視点で描いてきた作家・村上龍による小説。1990年代の渋谷を舞台に、当時社会的な議論を巻き起こした“援助交際”を女子高生の視点から描き、少女たちの欲望や心の揺らぎ、消費社会の中で生きる姿を鮮烈に切り取っている。1996年の刊行当時に大きな話題を呼び、1998年には庵野秀明監督により実写映画化された。高校2年生の裕美は、真夏の渋谷で12万8千円のインペリアル・トパーズを見つけ、その指輪をどうしても手に入れたいという思いに駆られる。欲しいものを手に入れるため、初めて援助交際を決意し、伝言ダイヤルへアクセスする裕美。渋谷の街でさまざまな大人たちと出会う中、裕美の欲望や不安、揺れ動く心が浮かび上がる。
村上龍さんの『ラブ&ポップ: トパーズ2』を朗読させていただけたことを、とても光栄に思っています。声に出して読むことで、文字で読んでいた時とはまた違う、登場人物たちの感情や距離感、会話の温度のようなものが見えてくる瞬間がありました。人の欲望や孤独、危うさがとても率直に描かれていて、時代が変わっても人の心の中にあるものは、そう簡単には変わらないのかもしれないなと感じました。朗読しながら、驚いたり、考えさせられたり、時には少し苦しくなったりと、私自身もこの作品に何度も心を動かされました。Audibleだからこそ伝わる『ラブ&ポップ: トパーズ2』の世界を、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
高二の裕美(ひろみ)は、初めて最後まで付き合う援助交際を決意した。真夏の渋谷で出会った12万8千円のインペリアル・トパーズ。それを見つけた時、心臓のあたりが凍りついたような感じがしたからだ。欲しいものを、今、手に入れるため裕美は伝言ダイヤルにアクセスする……。援助交際を女子高生の側(サイド)から唯一描き、新しい世代に爆発的な共感を呼んだ衝撃作。