2026年1月5日(月)にアソビシステム所属のアイドルグループ・Toi Toi Toiに、新メンバーとして加入した山田せいあ。
今回のインタビューは、彼女がXに投稿した“10年以上のアイドル人生で、人生規模で話したいことがある”“インタビューしてほしい”という言葉をきっかけに実現した。
Toi Toi Toiとして新たな一歩を踏み出した今、山田せいあがこれまでの人生を振り返りながら、その道のりで抱いてきたリアルな感情を包み隠さず語ってくれた。
今回のインタビューは、彼女がXに投稿した“10年以上のアイドル人生で、人生規模で話したいことがある”“インタビューしてほしい”という言葉をきっかけに実現した。
Toi Toi Toiとして新たな一歩を踏み出した今、山田せいあがこれまでの人生を振り返りながら、その道のりで抱いてきたリアルな感情を包み隠さず語ってくれた。
インタビュー&文:大津沙莉(BEEEEM編集部)
撮影:河邉有実莉
撮影:河邉有実莉
ここからは恩返しの人生
——今回のインタビューは、山田さんのXでの投稿がきっかけとなって実現しましたが、実際に取材につながった今のお気持ちを教えてください。
山田せいあ(以下、山田) 言ってみるもんですね(笑)。本当にSNSって誰が見ているかわからないなって思いましたし、すごく時代を感じました。
ーーToi Toi Toiへの加入のいきさつは?
山田 1番のきっかけは、Toi Toi Toiの半周年ライブを観に行ったことです。そこで最終的に加入を決めました。私は10年以上アイドル活動をしていて、現在29歳ということもあって前のグループの卒業を機に、アイドル自体を1度やめたんです。
ーーアイドルに未練はなかったのですか?
山田 実は私、今までたくさんのチャンスを逃してきたんです。自分が居心地の良い方を選んでしまっていたというか……“あの時の決断によって、大きな夢を逃してしまった”ということもあったんです。だから私は絶対に間違いのある選択をしてしまうんだろうな、もうチャンスはないんだろうなと思っていました。あと、アイドルをやりきった感もあって。可愛い衣装も着られたし、たくさんの曲も歌えたし、大きいステージにも立てたしみたいに、知らず知らずのうちに現状に満足していたという感じで、卒業もその流れで決めてしまいました。
ーーそこから再びアイドルの世界に戻ってきた理由は?
山田 活動していた期間が長かった分、私のことを気にかけてくれていた関係者の方は多かったので、グループを卒業した直後にアイドルへのお誘いをいただいたんです。でも、最初はアイドルをする気はまったくなくて、お話だけを聞きました。アイドルをやめた区切りとして、何も考えずに過ごしたいなと思って、“食べて、寝て、アニメ観て”みたいな期間を過ごしました(笑)。
ーー意図的にゆっくりされていたんですね(笑)。
山田 やっぱり人間って生きていかなきゃいけないので、その何もしない期間に自分が1番やりたいことが見えてくると思ったんです。当時は“アイドルをやりたい”というより、“歌っていたい”“踊っていたい”と、すごく思いました。事務所に所属していない期間に、自分でワンマンライブを企画したんですけど、会場の予約からチケット販売、告知の画像の作成まですべて自分でやってみて、今までの活動の中でどれだけ周りの方がバックアップしてくれていたのかを知りました。そして、今まで関係者の方々に目をつけていただいたタイミングはたくさんあったのに、結果を出せず期待を裏切ってしまったなってすごく思って……。そこで、ここからは恩返しの人生だなと思いました。
――今後への決意が固まったんですね。
山田 今まで私を信じてくれたみなさんに恩返しができることはアイドルだと思ったので、グループに誘ってくださった方と改めてお話をして、Toi Toi Toiの半周年ライブに行ったんです。アイドルをやめてから、悔しかったり、羨ましかったりで、ほかのアイドルさんを観ることができなくなっていたんです。でも、Toi Toi Toiのライブを観て、すごくキラキラしていて私もこの一員になりたいと強く思い、加入を即決しました。
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