インタビュー
【インタビュー】江嶋綾恵梨、写真展『15のきらめき。』開催。4つの時代をテーマにアイドルという存在を切り取る「アイドルが好きという気持ちの表現ができた」
2026.01.09 20:20
江嶋綾恵梨
アイドルグループ・26時のマスカレイドのリーダーとして活動し、アイドル卒業後はヨガインストラクターやタレント、フォトグラファーとして多方面で活動を広げてきた江嶋綾恵梨と、雑誌・CDジャケット・広告撮影などで幅広く活躍する写真家・山本春花による3回目の写真展『15のきらめき』が、2026年1月10日(土)~1月12日(月・祝)に東京・HALO SPACE 06で開催される。
過去の写真展と同じく“若さと老い”を軸に、今回は昭和・平成・令和それぞれの時代を象徴するアイドル像をオマージュした作品を展開。江嶋の芸能活動15周年、そして30歳という節目に、新たな表現に挑んだ意欲的な内容となっている。
開催を目前に、撮影エピソードや同展への想いについて語ってもらった。
過去の写真展と同じく“若さと老い”を軸に、今回は昭和・平成・令和それぞれの時代を象徴するアイドル像をオマージュした作品を展開。江嶋の芸能活動15周年、そして30歳という節目に、新たな表現に挑んだ意欲的な内容となっている。
開催を目前に、撮影エピソードや同展への想いについて語ってもらった。
インタビュー&文:大津沙莉(BEEEEM編集部)
撮影:河邉有実莉
■江嶋綾恵梨インタビュー
大変なことはなかったです。すべて楽しみながらやったので!(江嶋)
ーー今回の写真展に向けた撮影はいかがでしたか?
江嶋 今年で活動を初めて15周年ということで、私の原点である“アイドルに立ち返る”といったことをテーマにしています。今着ているようなすごくアイドルチックな衣装やセーラー服は、中学生の時に実際に着ていたものを実家から送ってもらって着用しました。ほかにも少しレトロな昭和のアイドルさんのジャケ写をイメージしたお写真であったり、AI加工で未来のアイドルをイメージしたカットもあります。ほぼ1日で撮影したのですが、1日のうちに衣装やメイクがこんなにも変わるとやっぱり“撮影楽しい!”ってなったので、それが純粋な感想ですね。
ーー1番こだわったポイントは?
江嶋 1番こだわったのは自分がどう見せたいかよりも、そのイメージした時代に合うポーズや表情です。今着ているのアイドル衣装の時は、当時の自分がアー写撮影などでやっていたポーーズを真似しました(笑)。セーラー服はちょっと無邪気ではしゃいでいる感じ。学生の青春っぽい雰囲気が出せるように、ナチュラルさを意識して撮影していて。昭和は少しダークな感じですかね。中森明菜さんを意識して、強い女性の雰囲気を頑張って出しました。今回は“なりきる”というところをテーマにしていたのも、いつもとは違うポイントの1つです。時代を忠実に再現するということを中心にやっていたので、そこをぜひ観てほしいです!
ーー1番難しかった時代はどれですか?
江嶋 昭和かな? アイドルの写真って、笑顔の写真が多くて真顔で撮られることがたまにあるくらいなので、女の強さを出す表現が難しかったです。足を組む時もただ組むんじゃなくて、少し斜めに寄せていたり、首の角度なども細かく調整しながら撮影しました。逆に平成は、超簡単でした。自分の当時を思い出すだけなので(笑)。
ーー写真展の準備を進める上で1番大変だったことは?
江嶋 (山本)春花さんとの展示は、けっこうアナログなやり方で作業をすることが多いです。例えば今回のグッズでは、駄菓子屋さんとかに置いてあるようなブロマイドくじは、自分たちで手作りしました。台紙は春花さんが印刷してくれて、中に入っている写真も1枚1枚手作業で入れたので、だいぶ愛情たっぷりです(笑)。あとはチェキ! 今回展示するチェキが日替わりになるんですけど、全部1点物で剥がして買ってもらう形式です。100枚くらい全部違うチェキで、手書きも入れているので、愛情もりもりです! 全部楽しみながらやったので、大変なことはなかったですね(笑)。
ーーなるほど。今回1番お気に入りの衣装を教えてください。
江嶋 制服かも。私、制服は本当に浮くと思ってたんですよ! でも、着てみたら意外と馴染んじゃって(笑)。小さい時、成長が早い方だったんですけど、そこからあまり体型が変わっていないので、特に違和感なく着れちゃったっていう。あと親が制服を残しておいてくれていたのが、ファインプレイすぎて。“なんで取ってんの!?”ってなりましたね(笑)。
ーー制服を送ってほしいと伝えた時、お母さんの反応はいかがでしたか?
江嶋 “何で使うの?”って素直に言われました(笑)。“撮影でこういうことやるんだ”って伝えたら、すごい楽しみって言ってくれたので、制服が1番しっくり来てて、お気に入りの衣装かもしれません。
ーーこの写真展を通して、ファンのみなさんに1番伝えたいことは?
江嶋 やっぱり私はアイドルが大好きです。好きだからこそアイドルグループに応募して、活動を始めました。今日(1月9日)がちょうど15周年の日です。15年って歴だけ見るとすごく長いけど、アイドルシーンもこの15年でたくさん変化してきました。自分は昭和のアイドルさんやハロプロさんがルーツで、それに加えて一緒にアイドル活動をしていた友達であったり、後輩ちゃんたちの姿を見て、その変化を感じています。でも、それらすべてを含めてアイドルだし、どの時代が良かったとかそういうのではなく、全部がアイドルという文化としていい意味で変化しているのを今回は表現したかったです。今回グッズや写真を通して、その“アイドルが好き”という気持ちを表現できたかなと感じています。今いてくれているファンの人や、以前応援してくれていた人、今アイドルをしている人とか誰でも、自分が好きと思っていることを好きだって言えるようになってほしいなと思います。今回の写真展で、ぜひヲタク心を思い出してもらえると嬉しいです(笑)。
ーー最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
江嶋 私が中学生の頃から応援してくださっている方も、この15年のどこかで私のことを知ってくださった方も、歴が長いから良いとか、短いから悪いとかは関係なく、普通に生きていたら出会えないような人たちと、アイドル活動を通してお会いすることができました。今はアイドルとして活動しているわけではないですが、応援してくれたり、“幸せになってほしい”って言ってくださる方がいることって中々ないと思います。私は自分の活動を通して、生き方や考え方を共有しながら表にたち続けることと、毎日幸せに生きているということが、ファンのみなさんにできる唯一の恩返しだと思っています。本当に15年間応援してくれているみなさんに、“本当にありがとうございます”という気持ちを伝えたいです。
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