レポート
【CiON’s Love Call 2026ライブレポート】CiON×@onefive、歌声と生演奏、ダンスが溶け合った“ONve”の夜
2026.10.02 12:00
CiON&@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>が、9月22日(火・祝)、東京・代官山UNITにて開催された。同公演は、CiONが共演したいアーティストに“ラブコール”を送り実施するライブイベント。今回は、過去に共演経験が@onefiveを迎え、お互いの個性があふれたステージを届けた。本稿では、笑顔と熱狂に包まれた同公演の模様をお届けする。
 
取材&文:竹内伸一
撮影:河邉有実莉
 
 
 

■Finally
コールとスクワットで熱狂を呼び込んだ規格外の“準備体操Act”

 
Finally<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
“この2マンを盛り上げにきました!”と威勢よくステージに現れたのはFinally。この日、彼女たちはオープニングアクトを務めたのだが、いわく“準備体操Act”。“力を貸して!”の声とともに「アゲアゲええじゃないか!!!」へとなだれ込むが、6人はパフォーマンスを始めるのではなく、コール&レスポンスをくり広げていく。男女に分けて、CiONと@onefiveそれぞれのファンごとになど、観客にたっぷりと声を出させて会場を急速に加熱させていく。満を持して6人がアグレッシヴに歌い踊ると会場は大沸騰状態に。続く「うちらやっぱ最強じゃん!?」ではいよいよ準備体操を本格化。まずはひざ蹴りのような振り付けを観客と一緒にくり広げ、さらにはスクワットをこれまた全員でくり返す。それだけでは飽き足らず、@onefiveとCiONのファンをステージに上げて、“CiONのこと、どのくらい好き?”などと軽妙な会話も交えながら、結局全員で延々とスクワットを続けた。実はこれ、曲のブレイク中の出来事で、曲に戻ると再び6人は激しく歌い踊り、パフォーマンスでも盛り上げると、“Finallyの「ファ」だけでも覚えて帰って”と言い残してステージを去っていった。準備体操には十分すぎるほど身体を動かした観客はすでに準備万端となっていた。
 
Finally<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
 
【セットリスト】
M1. アゲアゲええじゃないか!!!
M2. うちらやっぱ最強じゃん?
 

■@onefive
研ぎ澄まされたスキルと自由な遊び心で作り上げた予測不能なステージ

 
@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
先攻の@onefiveは、キャッチーなダンスチューン「♡革命少女S♡」でライブをスタートさせた。背中に背負った大きなリボンを揺らしながら4人とも笑顔を弾けさせ、実に楽しそうな雰囲気を醸し出していたが、そのダンスは緩急自在かつ切れ味鋭く、しなやかな身のこなしは余裕綽々といった佇まい。加えて、要所で4人の動きをぴたりとシンクロさせて見せ場を作り、観客の大歓声を引き出した。
 
オープニングの1曲だけで彼女たちの実力の高さは十二分に伝わってきたが、4人のパフォーマンスはさらに加速。「F.A.F.O」ではMOMOが叫ぶような荒々しいラップをくり出して会場を沸かせると、「マジカルアイロニー」では表情をくるくると変えながら軽快に踊りつつ、KANOが伸びやかな歌声を響かせ、“私たちの色気にやられる準備OK?”などと冗談めかして始まった「らいあーらいあー」ではGUMIが、その言葉どおりの艶やかな歌声を披露。メンバーそれぞれに見せ場を作ることで、会場を熱狂させていく。“初見キラー”の異名を取るSOYOも、激しく踊りながらもウインクしたり、突如“後ろ~!”と声を上げてフロア後方の観客を煽ると、それに応えて盛り上がる観客を見てサムアップを掲げるなど、終始観客を煽り、ライブを盛り上げていた。
 
MOMO<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
KANO<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
観る者の度肝を抜くような圧倒的なパフォーマンス力で魅せ、常に楽しそうなふるまいでこちらの気分も高揚させるライブは、本当に見応えがあった。さらには、MCで“スクワット見たい!”とせがんで、観客にやらせたり、メンバー同士で耳打ちして笑顔がこぼれたり、熱唱するGUMIの横で、SOYOが指揮をする仕草を始めたりと、予定調和におさまらないのも彼女たちのライブならではだろう。何が起こるかわからない、まさに“ライブ”な瞬間の連続だった。
 
@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
 
【セットリスト】
Overture
M1. ♡革命少女S♡
M2. F.A.F.O
M3. KAWAII KAIWAI
MC
M4. 無敵☆アタシモード
M5. マジカルアイロニー
MC
M6. らいあーらいあー
M7. うるねむ
MC
M8. Love Call
M9. 開心列車080
 
 

■CiON
妖艶に、天真爛漫に、そしてワイルドに描いた多彩な世界観

 
CiON<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
CiONはステージに登場すると、童謡「アルプス一万尺」の手遊びを始め、そのまま@onefiveの楽曲「アルプス・バイブス」になだれ込む……とくれば、もちろん、@onefiveもステージに登場し、早くも両者のコラボレートが実現した。栞音と愛佳がクールに歌い上げる中、@onefiveが切れ味鋭く踊りまくる。冒頭からハイライトともいえるシーンの出現に会場は大熱狂となった。@onefiveが退場すると「MagiC!on…」へ。CiONの5人でセクシーなパフォーマンスをくり広げていると、再び@onefiveが登場。またまたシャープなダンスと伸びやかなボーカルで楽曲に彩りを加えていった。特に楽器隊3人のソロ回しで4人が踊るシーンは圧巻。杏実のキーボードのメロウなフレーズ、聖奈のユーフォニアムと佳子のサックスの艶やかなサウンドと、クールかつ妖艶な@onefiveのダンスが見事な融合を果たしていた。ちなみに両グループのユニット名は“ONve”だそうである。
 
@onefiveがステージを下りると“私たちの音楽で楽しんでください!”とライブを再開。ここからはCiONとして実力を見せつけることとなった。妖艶に、天真爛漫に、そしてワイルドにと、曲ごとにさまざまな世界観を表現して5人は観る者を惹きつけていく。中でも、バラードの「渇望」はボーカル2人が素晴らしい歌唱を披露。感情を抑えてしっとりと歌ったかと思えば、感情を爆発させるかのような絶唱を響かせる。変幻する圧巻の歌声に、会場も思わず息を呑んだ。最後は「サマラブイリュージョン2024」。途中から再び@onefiveも加わり、9人が満開の笑顔でパフォーマンスをくり広げると、観客ももちろん大熱狂で応え、ライブを締めくくった。
 
栞音<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
愛佳<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
佳子<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
聖奈<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
杏実<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
 
KANOが“楽しすぎた~!”と叫んでいたが、コラボパートでは、GUMIと愛佳がハートマークを作ったり、メンバー同士で目が合って笑い合ったりと、両グループの仲の良さも見て取れた。会場には楽しい雰囲気があふれ、まさにその言葉どおりのライブとなった。もちろん、それぞれのパフォーマンスは、その個性がいかんなく発揮された素晴らしいものだったのは言うまでもない。
 
CiON&@onefive<CiON’s Love Call 2026 supported by BEEEEM>
 
【セットリスト】
SE
M1. アルプス・バイブス(@onefiveコラボ)
M2. MagiC!on…(@onefiveコラボ)
MC
M3. Bet on me
M4. 鼓動PARADE
M5. しましょ
MC
M6. 渇望
M7. Now or Never
M8. MAHORAMA
M9. Shout of Joy
MC
M10. THIS IS ME!!!!!
M11. サマラブイリュージョン2024
アーティスト

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