ガールズカルチャー雑誌『BEEEEM』主催ライブイベント<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->が、8月20日(木)にaube shibuyaにて開催された。
同イベントは、タイトルどおり、今年デビューし、これからのアイドルシーンを牽引するであろう“ニュージェネレーション”と言えるツキナミ、Sophià la Mode、FRESH CHARMの3組が出演。それぞれがポテンシャルの高さを示す多彩なパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。
本記事では、同公演のライブレポートをお届けする。
■ツキナミ
デビュー2週間で放った鮮烈な存在感

ツキナミ<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
トップを飾ったのはカンナギマロが総合プロデューサーを務めるツキナミ。デビューは8月7日のためキャリアは2週間ほどだが、そのパフォーマンスは堂々たるものだった。
エレクトロ~ロックを基調としたハードで複雑な構成を持つ楽曲を、6人は激しくダイナミックにパフォーマンス。統一感のある黒の衣装ともあいまって、クールで凛々しい雰囲気を醸し出す。ジャジーなサウンドを持つ「夢を見る、何度でも」では妖艶な雰囲気を放っていたのも印象的だった。
印象的だったのは、その歌声も同様だ。真剣な眼差しで時に訴えるように熱く、時に想いを込めて叫ぶように激しく歌い上げる。それは思わず聴き入ってしまうほどの迫力を持つものだった。
ラストの「シズク」では、ここまでのクールな雰囲気とは一変。笑顔ではつらつと歌い踊り、異なる一面も垣間見せた。途中のMCで“ここにいるみなさんを必ずツキナミの虜にします!”と宣言していたが、その魅力が十二分に伝わるライブだった。

ツキナミ<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->

ツキナミ<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
■Sophià la Mode
緩急自在のステージングで生んだ熱狂

Sophià la Mode<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
“世界をデコれ!”を掲げるSophià la Modeは、今年2月のデビュー。彼女たちは切れ味鋭く緩急自在なパフォーマンスで会場を魅了した。
1曲目の「Sophià la Mode」から小気味よくもスピード感のあるダンスをくり広げ、高らかに歌う。「バタフライエフェクト」では美しいフェイクも飛び出し、「Shine on Me」では場面ごとに抑揚をつけて歌い上げるなど、その歌声も魅力的だった。また、この曲ではブレイクから動き出す瞬間をぴたりと揃えて見応えのある場面も作り出した。
さらに「恋フィクション」では“みんなで踊るよ!”と声を上げた瞬間に6人の動きが加速。観客を巻き込みながら切れ味鋭く激しいダンスをくり広げて、観客を熱狂させた。
終始見応えのあるステージングを展開しつつも、観客に視線を送ったり、クラップを促したりと余裕も見られ、彼女たちのステージさばきはすでに風格すら漂うものだった。このままライブを重ねていけば、ものすごいパフォーマンスを見せてくれるのではないだろうか。

Sophià la Mode<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->

Sophià la Mode<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
■FRESH CHARM
満面の笑みから始まった、心弾む華やかなステージ

FRESH CHARM<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
3番手は市川美織のプロデュースで7月5日にデビューしたFRESH CHARM。SEに乗って静かにステージに登場した7人は観客に背中を向けてスタンバイ。タイミングを揃えて振り返ると、“いくよ!”の声とともに満面の笑みで弾むように踊り出し、ステージが一気に華やいでいく。冒頭の短い時間で彼女たちがいかなるグループなのか、その世界観をしっかりと示す見事なオープニングだった。
もちろん7人のパフォーマンスも見事なもので、そのはつらつとした動きは、観ている側の心も弾ませるような躍動感にあふれていた。また、いずれの楽曲でも、ユニゾンで踊る振り付けが多く盛り込まれていたが、その動きをしっかりと揃えているのも見事。特に最初と最後に披露した「Stand Up!Ready Go!」の間奏では、スピード感のあるダンスを見事にシンクロさせて魅せた。
さらに付け加えれば、その歌声も印象的。奇をてらわずにキュートに真っ直ぐと歌い上げるその歌声はアイドルグループとしての魅力にあふれるものだった。

FRESH CHARM<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->

FRESH CHARM<BEEEEM FES Vol.8 -New Generation->
M4. ラブストーリーを望まない short ver.
今年デビューしたばかりで、まだグループとしてのキャリアは浅い3組の共演となったが、すでにそれぞれの個性が垣間見られた。これから歴史を築いていく中で、どんな進化を見せてくれるのか。それぞれのグループの未来が楽しみになる充実のイベントだった。