会場の照明が落とされ、「Overture」が流れるなか、メンバーそれぞれをイメージした花を抱えてス テージに登場すると大歓声が沸き立つ。そしてその花がブーケとなっていく様を表現するかのように、 ライブは「花は誓いを忘れない」でスタート。爽やかで伸びやかな9人の歌声が、ライブの始まりを告げる決意のように会場中に鳴り響き、色とりどりのペンライトが会場中で揺れる。
続けざまに、高嶺のなでしことファンのあたたかなつながりを感じさせる「アイドル衣装」、デートを楽しむ女の子のドタバタストーリーが表現された「メランコリックハニー」、そして人生をポジティブに祝福するような「ライフクエスト」、さらには恋のときめきをストレートに綴る「初恋のこたえ。」と、たかねこが表現 する、様々な歌の魅力が会場中に熱気を生んでいった。
松本ももなが“ここまで一緒に走ってきた大切なメンバーと、大好きなファンの方たちのおかげで今こ の景色が見られています”と感謝の気持ちを告げる。東山恵里沙が“高嶺のなでしこが、HoneyWorks さんに初めていただいた曲です”と言って、「女の子は強い」を披露。女の子が恋をしたときの強さを表現する、たかねこらしいパワーを秘めた歌だ。
ソロでつないでいく歌声に、それぞれの思いが こもるようで思わず引き込まれる。横並びのダンスで魅せるエアギターもキュート。 そして今回のツアーは、「Bouquet of 9 Flowers」というツアータイトルが示すとおり、本編中盤でメン バーそれぞれの魅力にしっかりフォーカスするセットリストで構成されていた。9人それぞれが一人一人違った色で、違った個性を持つ花であり、その様々な花が集まって「高嶺のなでしこ」という唯一無二のブ ーケができあがる。その本質が明確に浮き彫りになる中盤だった。
まず東山恵里沙にスポットが当たる。“みなさん、たかねこちゃんのこと好きですか? 私たちもみんなのこと大好きだよ。初めて出会ったときのことを忘れずに大切に歌います”と、「僕は君になれない」 を歌い始める。東山の凜とした声が牽引するように、メンバーそれぞれのソロもエモーショナルに響い ていく。ブレイクでは東山が思いを込めて“あなたの背中を押せるように”と静かに伝え、その歌声の 切実な強さこそが東山の強みだと思い知る。
続いて星谷美来がセンターに。“みんな私たちに会いたかったよね”という問いに大歓声が起こる。そ して始まったのが「病名恋ワズライ」。キュートな歌声は間違いなく彼女の個性。 間奏では星谷がメンバーひとりひとりの横に移動しながら、ともにポーズを決めてまわるコミュニケー ション。そのパフォーマンスの天性のキュートさに心を掴まれる。
さらに、メンバーが一旦舞台を去るなかで、ひとりステージに葉月紗蘭の姿が。葉月はステージセンタ ーで、スタンドマイクを前に朗読を始めた。変わらない毎日を過ごしていた自分。誰かに合わせるだけ の日常。閉ざしていた感情。けれど「言葉にできない気持ちが、静かだった私の世界を変えようとして いる」と、秘めたる想いを口にしていった。その後、再び9人が揃い「乙女どもよ。」を歌う。葉月の表 情に、高嶺のなでしこの一員であることの誇りが滲む。その秘めた情熱に触れた思いがした。
曲終わりに「さあ次のページへ」と葉月が告げ、手にしていた本を閉じると、次にセンターに立ったの は日向端ひな。日向端はそこで一人芝居を演じてみせた。カメラがその表情を追い、観客はあたかも彼 女と会話しているような気分になる。そのコミカルな演技。コメディエンヌ的な表現力が彼女の魅力。 そこからの「男の子の目的は何?」は、青春時代のドギマギをとてもフレッシュに表現した。
続いては松本ももなのターン。白いチェアを使ってのソロダンス。しなやかな動きが観客の視線をぐっと引き寄せる。そのダンスの優美さに彼女の魅力の一端を見る。そして全員がステージに戻って「初恋のひと。」が始まると、歌つなぎに合わせて会場からのメンバーコールも最高潮。その声に煽られるように、さらに胸キュンなパフォーマンスで魅せるたかねこ。そして楽曲は「推しの魔法」へ。この曲で のメインは城月菜央。“これからみんなの元に行っちゃうよ!”と、ステージを下り客席フロアを縦横 無尽に駆け回るサプライズ。会場中を巻き込んでオーディエンスとのコール&レスポンスは圧巻。この 人懐こさと陽のエネルギーは城月ならではだ。
続いて涼海すうがセンターに立っての「ヒロインは平均以下。」。女の子のラブコメみ溢れるどこか自虐 的な歌が、涼海の飾らないキャラクターと相まって、とても微笑ましく響く。アップテンポで駆け抜け るこの曲で披露するソロダンスもとにかく爽快。涼海はたかねこの躍動感にブーストをかける存在だ。
そして、ヘヴィなサウンドが響いて、籾山ひめりがキレのよいダンスを披露する。その力強い動きにど よめくような声があがる。ごく自然にほかの8人もジョインしてのダンスパフォーマンスはとにかくか っこよかった。楽曲は「決戦スピリット」。客席の特大のコールにも籾山は“まだ足りないよ、ついてこい!”とさらに煽動。たかねこの持つ絶対的な強さを表現した。籾山のボーカルに牽引されてメ ンバー全員の声がさらに力強くなっていくのがわかる。
これぞ強烈なキャプテンシー。 その強さのバトンを受け取るのはやはり橋本桃呼だ。彼女自身によるナレーションが、“アイドル って何を見せる仕事? 悔し涙は偶像には必要ない?”と自問を投げかける。“この世界は嘘でできている。それでも私はここにいる”と告げる、そのモノローグをコンテンポラリーダンスで表現するメンバ ーたち。そのダンスが内省的な世界へ引き込み、「この世界は嘘でできている」の披露。橋本の表情 に、歌声に、演技とは思えぬ切実さが滲む。これが橋本の本気のエモーション。そしてこの歌を表現で きるのが高嶺のなでしこなのだ。
こうして9人9様の魅力を見事に表現してみせた、このツアーならではの演出が見事だった。
たかねこのライブは、どれほど大きな会場になってもこの親密な距離感が魅力だ。そしてまたステージに戻ると、終盤のラストスパート。「世界は恋に落ちている」、「誇り高きアイドル」でのパ フォーマンスには、このツアーを経て、メンバー9人それぞれに新たな自信が芽生えたことを感じさせ た。ステージングに迷いがない。そして「恋を知った世界」では、強さだけではない、繊細な感情を歌 に込める表現力にも進化を感じた。
ラストは“9人のメンバーと、皆様で作ってきたこの花束、最後に聴いてください”と東山が告げて 「I'M YOUR IDOL」を。力強く響く楽曲が、ポジティブに現在と未来とを照らすように届けられた。
嬉しい告知はまだ続く。7月12日(日)に全19組が 出演する<たかねこフェスvol.6 〜サマーセッション〜>がEX THEATER ROPPONGIで、そして8月6日 (木)には<高嶺のなでしこ 4周年 Special Live>がKT Zepp Yokohamaで開催。また、翌8月7日(金)には <4th ファンミーティング>がヒューリックホール東京で行われることも発表された。
02. アイドル衣装
03. メランコリックハニー
04. ライフクエスト
05. 初恋のこたえ。
06. 女の子は強い
07. 僕は君になれない
08. 病名恋ワズライ
09. 乙女どもよ。
10. 男の子の目的は何?
11. 初恋のひと。
12. 推しの魔法
13. ヒロインは平均以下。 14. 決戦スピリット
15. この世界は嘘でできている
16. 私は、わたしの事が好き。
17. 可愛くてごめん
18. 世界は恋に落ちている
19. 誇り高きアイドル
20. 恋を知った世界
21. I'M YOUR IDOL
(アンコール)
23. ファンサ
24. 美しく生きろ
5月13日(水)配信リリース「生きてりゃいい」楽曲情報
そんなメッセージをまっすぐに届ける楽曲になっている。
「生きてりゃいい」Pre-add/Pre-saveリンク:https://www.toneden.io/v-dd/post/ikiteryaii
キャンペーン期間 : 2026年5月6日(水・祝)〜2026年5月12日(火)
「エースコックはるさめ×高嶺のなでしこキャンペーン」情報
本キャンペーンでしか手に入らないオリジナルデザインのグッズが抽選で合計700名様に当たる。
※レシート対象期間:2026年5月11日(月)~2026年7月31日(金)
【B賞】”推し活にちょうどいい” オリジナル アクリルスタンド 10種×10名様 合計100名様
【C賞】”お買い物にちょうどいい” QUOカードPay 500円分 500名様
【必ずもらえる!】"待ち受けにちょうどいい" オリジナル スマホ壁紙(全9種)
※応募方法や対象商品など詳細情報はキャンペーンサイトをご確認ください
2026年5月11日(月)新発売「スープはるさめ マーラーニャン」情報
発売日 :2026年5月11日(月)
発売地区:全国
希望小売価格:210円(税抜)
高嶺のなでしこ イベント情報
会場:ヒューリックホール東京