テレビ朝日が主催するアイドルイベント『六本木アイドルフェスティバル』の番外編となる同イベントは、KT Zepp Yokohama、横浜ランドマークホールの2つのステージを展開。長年シーンを牽引するグループから昨今存在感を高めている新鋭まで40組のアイドルが多彩なステージを見せた。
本記事では、横浜ランドマークホールに登場した美味しい曖昧のライブレポートをお届けする。
幽花はるかの“私たちがわくわくさせてあげる!”という煽りから「LATER ALLIGATOR」へ。彼女の“3・2・1”のかけ声に合わせて全員でジャンプを決め、時織せいながステージの最前列に立って観客を煽りまくると、フロアは一緒になって手を振る。後半は7人がステージ最前に並んで会場を焚きつけると、一体感がさらに高まっていった。もちろん、7人のパフォーマンスも激しさを増していく。ジャンプするシーンでは勢いあまってメンバー同士がぶつかりそうになるほど。本人たちはハプニングに大笑いだったが、彼女たちのパフォーマンスの激しさを象徴する場面だったように思う。
ダンスで大いに沸かせた後は一転、「毒針」では7人それぞれが力強い歌声を披露。続く「泥濘」では、クールな表情でささやくようなボーカルも聴かせて、歌声でも会場を魅了した。さらに「ナブルナブルナブル」では、再び激しいダンスをくり出しつつ、観客を挑発するかのような微笑みを振りまく。ここでは妖艶な雰囲気で会場を虜にしていった。
双詩科なのはが“みんなのこと、もっと熱くさせるから、私たちについてきて!”と声を上げて「ナチュラルアレルギー」へ。キャッチーなロックチューンに乗って、7人は再び激しく歌い踊る。もちろん、隙あらば“もっと声出せ!”と観客を煽ることも忘れず、フロアは興奮の坩堝といった様相に。エンディング間際では、穂乃歌みくるが切兎うずめの頬に唇を寄せるような仕草も見せて、会場を大沸騰させた。
穂乃歌の“まだ行くよ!”の絶叫とともにラストの「ステフリ!」になだれ込む。最後は7人が満開の笑顔を振りまきながら、楽しそうにパフォーマンスをくり広げていった。しかしながら、その動きはさらに切れ味鋭いもので、楽しいだけでは終わらないところは見事の一言。見事といえば、最後を締めくくった凡やよいも。“改めまして私たち、美味しい曖昧です。どんなところに行っても絶対に楽しい時間を作れるっていう自信があります”。これは彼女が最後に言い放った言葉なのだが、実はこれ、激しく踊りターンも決めながらのもの。しかも、“また来てね”と言い終えると曲がピタリと終了。ステージに立つプロフェッショナルの技と言いたくなるようなという鮮やかな締めくくりだった。
25分間休みなく激しく踊り、熱く歌い上げたライブは本当に見応えがあり、彼女たちの存在感を十二分に示すものだった。7人の熱演を称えるかのように「END SE」に合わせて会場からは大合唱が巻き起こった。そのことだけを見ても、美味しい曖昧のライブがいかに充実していたかがわかるだろう。
レポート:竹内伸一
■セットリスト
パフェクト
LATER ALLIGATOR
毒針
泥濘
ナブルナブルナブル
ナチュラルアレルギー
ステフリ!