そして小山は2025年5月にグループを卒業したあと、本格的に自身のクレープ店のオープンに向けて動き出す。タレントだけではなくYU-Mエンターテインメントではスタッフとしても稼働し、また複数のアルバイトで開業資金を貯め、店舗作りや商品開発を進めていった。
この6月からは、“開業だけではなく、その先を一緒に育ててほしい”という思いからクラウドファンディングをスタート。小山は、“このお店で実現したいことは、ただクレープを販売することではありません。私のモットーは「今日がもっと好きになる!」。クレープを通して、お客さまがワクワクしたり、笑顔になったり、また来たいと思えるような場所を作りたいと考えています”と語っており、そうした彼女の真摯な思いが多くの支援者を集め、クラファンは開始15時間で目標を達成した。まさに『せいちゃんずCREPE』の開店は、小山が長い時間を費やして夢を叶えた瞬間と言っていい。
6月21日の『せいちゃんずCREPE』のグランドオープン当日は、開店前にオープニングセレモニーを開催。
多数の客が集まるの前で、小山は“本日、6月21日、『せいちゃんずCREPE』がグランドオープンします。私はアイドル2年目の時に、クレープ屋さんをやりたいという夢を持ちまして、そこから約4年で夢を叶えられました。でもこれからが本番だと思うので、私の新しい人生、『せいちゃんずCREPE』ををこれからずっと背負っていきたいと思ってます。『せいちゃんずCREPE』の「ず」は、複数形の「S」なので、みなさんと一緒に成長していけたら嬉しいなと思います。これからもよろしくお願いします!”と開店宣言。
そして、クラファンの「グランドオープン テープカットお手伝い参加プラン」の支援者4名とともに、“『せいちゃんずCREPE』グランドオープンです!”という掛け声のもと大きなハサミでテープカットを行い、本格的に小山のクレープ店がスタートした。
“今日がもっと好きになる!”を掲げる『せいちゃんずCREPE』は、随所随所に小山のこだわりが表れている。お店の特徴は“自分だけのクレープが作れる”カスタマイズ型クレープ店という点だ。クレープの材料は、小山が吟味し選んだフルーツが並ぶ。お勧めについては、“季節限定だったり、ほかのクレープ屋さんにはないフルーツを置いてます。今だとみかんや焼きりんごとかがあります。この先はパイナップルなども置いてみたいし、焼き台の上で作る惣菜的なホットクレープとか、素材ちょこちょこ変えたりいろんなものに挑戦したいです。あと、カスタムで迷った方にもお勧めのメニューも用意しているので、気軽に私に聞いていただければと思います”と述べた。
店舗の外装は、小山のアイドル時代のメンバーカラーのオレンジに彩られ、内装は8色のカラフルな壁が目を惹く。“どんな色がいいか考えていくうちに、8色にしたいという思いが出てきたんです。8色というのは私がアップアップガールズ(仮)加入したときの8人のメンバーカラーなんです。それ以外にも白も取り入れているので、いろんなアイドルファンの方にも、自分の推しのカラー前でクレープを持って写真を撮っていただきたいなって思ってます”と語る。
アイドル活動を経て自身のお店をスタートした小山にとってアイドル時代の経験は『せいちゃんずCREPE』の方向性にも存分に活かされているという。“私はアイドル活動を通じて、人と人が直接会って笑顔になれる時間やコミュニケーションの大切さを強く感じるようになったんです。カスタムで好きなものを選ぶワクワク感を感じていただきたいですし、クレープを手に取ってお店での会話を楽しんだりしてもらえたらなって。そして食べたあとに、みなさんが「今日がもっと好きになる!」って思ってもらえる場所になったらなって。幅広い世代の方に来ていただきたいですし、みなさんと一緒にお店を作っていけたらなって思います”と今の思いを口にした。
アイドル時代に培った経験を忘れずに次の人生でも発展させていきたいという彼女の思いは、まさにアイドルのセカンドキャリアの正しい姿に感じられた。誠実でハートフルな小山の人柄までもが伝わる『せいちゃんずCREPE』で、ぜひ多くの方に美味しいクレープを味わってほしい。