7月12日に行われた大阪・松下IMPホール公演では、1部と2部のインターバルの間にアーティスト人生初となるバッサリとしたヘアカットを敢行したことでも大きな話題を呼んだ本ツアー。この日の恵比寿ガーデンホール公演は、まさにそのツアー最終日(ファイナル)となった。
1曲目となるAAAの楽曲「出逢いのチカラ」のイントロが流れた瞬間、客席からは驚きと歓喜の声援が沸き起こった。モノトーンでまとめた大人っぽく素敵な衣装で手を振りながら宇野が登場し、心を込めて同曲を歌い上げると、続く「I wish」までのオープニングから会場は割れんばかりの熱気に包まれた。
MCでは、“今日はみなさん、<MISAKO UNO Inc. Fanmeeting 2026 RESTART>へようこそ! AAAの宇野実彩子です!”と笑顔で挨拶。“だいぶお休みしていた歌唱ステージを、RESTARTとしてまた1歩踏み出すことができました”と想いを明かすと、ファンからは一斉に“宇野ちゃんおかえり!”と温かい声援が送られ、再び同じ空間で音楽を共有できる喜びを噛み締めていた。
中盤には「secret base〜君がくれたもの〜」などの名曲カバーも披露され、その表現力豊かな歌声で観客を魅了。
カバー曲披露中のMCでは、“RESTARTしたらどんな気持ちになるんだろうって楽しみな反面怖かったんだけど、続けたいっていう気持ちが何より大きかった”“そう思わせてくれたのは皆さんの存在”とコメント。“年を重ねるたびに幸せな時間が貴重だと思うから、この時間があまりにも大切ですごく幸せです。改めてどうもありがとうございます”と、ファンへの溢れ出る感謝を真摯に語った。
イベント後半では、先日誕生日を迎えた宇野へサプライズでバースデーケーキが登場。“嬉しい!”と喜びの声を上げた宇野を中心に記念撮影が行われ、彼女の人間性と笑顔があふれる温かな時間に包まれた。
トークコーナーでは、ファンイベントには欠かせない大人気名物企画「うのもぐ」が行われ、この日の2部ではメロンのスイーツを美味しそうに頬張る宇野の愛らしい姿に、会場中が和やかな笑顔に包まれる。
続く質問コーナーでは、宇野が自ら客席へと降りていく演出も。会場に集まったファンとの一対一の交流は、その場に居合わせた者だけが共有できる宝物のような思い出として、空間全体を優しい空気感で満たしていた。
温かなファンとの交流を経て披露されたのは、ソロ活動にとっても極めて大切な楽曲である「All AppreciAte」。
AAAのこと、そしてAAAを通して出会えた方々への感謝と愛を込めて書かれたという本楽曲。“一人で歌っていてもやっぱりみんなで歌っているような気持ちです”“グループの形がいろいろ変わっても、私の中では変わるものはすごく少ないです”と思いを語り、この日のために密かに練習を重ねてきたギターを奏でながら丁寧に言葉を紡ぐ。特別にアレンジされたギターVer.の優しい音色は、会場にいた一人ひとりの心へまっすぐに響き渡った。
「going on」で本編を締めくくり、音楽、笑顔、そしてたくさんの愛に包まれたイベントは幕を閉じた。ステージを去る直前には、“大きな一歩をまた踏み出すことができて、皆さんの存在がいつもこうやって私の背中を押してくれます”と最後の最後まで深く温かい愛をファンへ届けた。
■宇野実彩子 公式SNS